峰大介さんのクリスマスディナーショー 2012年

えー、このブログのエントリーって、時期も内容も
かなり限定的になってきてますね(笑)。
はい。この時期と言えば、そうです。
峰大介さんのクリスマスディナーショーです。
今年もまたおじゃましてまいりました。

12/25(火)。
会場は例年通りの同じ場所のホテルなんだけど、
今年の夏、ホテルのオーナー企業が変わって
ホテル名が新しくなり、さらにはエントランス周りやロビーが
大幅に改装されていて(聞いてはいたけど)、
改装後初めてだったのでその変貌ぶりにびっくり!

ホテル塔屋のロゴも新しく。
ホテル塔屋のロゴも新しく。
玄関への車寄せもシックに。
玄関への車寄せもシックに。
入り口の自動ドアや風除室も重厚に。
入り口の自動ドアや風除室も重厚に。

そのあまりの変貌ぶりに呆気に取られていたら、
たまたまロビーにその昔私がホテル入社時の同期女子の麗人が、
今も変わらぬお美しさでおいでになるではありませんか!(笑)
せっかくなので、1階のレストランなんかを館内ツアーで
案内してもらったり、これまたばったりとロビーで出くわした
総支配人と時の流れの速さに嘆息しながら話し込んでたりしてると、
すっかりディナースタートのお時間に…。
今年は毎年の遅刻常習犯とは違って、余裕をもってホテル入りしたのに
会場には結局またまた遅刻で到着です(笑)。
…しかし…私の入社当時はア・ラ・カルトのコーヒーショップで
「パティオ」の名前が付いてたあのお店が…
あんなに様変わりしちゃうと何とも感慨深いもんです。

ディナースタート時間に少し遅れて入った会場では、
今ではこのホテルから同じグループの他ホテルに異動された
ホテル側のお偉い方々(笑)と同じテーブルでお食事スタートです。
LINEの友達登録ってことで、おっさん同士でスマホふりふりしたりと(恥)
お食事タイムはそれはそれは楽しく進みましたとさ(爆)。

前菜は~バラ色の人生~の名前が付いた近海の海の幸いっぱいの逸品。
前菜は~バラ色の人生~の名前が付いた近海の海の幸いっぱいの逸品。
オマール海老のビスクは香りも味も濃厚!
オマール海老のビスクは香りも味も濃厚!
魚は料理長お得意の赤座海老!そして真鯛のポワレ。
魚は料理長お得意の赤座海老!そして真鯛のポワレ。
~愛の讃歌~の名が付けられた牛フィレ肉のステーキはクリスマス島の岩塩でいただく逸品!
~愛の讃歌~の名が付けられた牛フィレ肉のステーキはクリスマス島の岩塩でいただく逸品!
~きよしこの夜~の名が付いたショコラとヘーゼルナッツのブラマンジェ。
~きよしこの夜~の名が付いたショコラとヘーゼルナッツのブラマンジェ。

去年と比べて残念だったのは、あの立派なショープレートが
ホテル名が変わっちゃったから使えなくなったのねん…。
ってことくらいです。

お料理は毎年言ってますけど、ほんとに美味しいんですよ。これが。
総料理長、今年もごちそうさまでした!
(今年は写真撮りました!…スマホなので発色が超悪いですが…)

さて、魚・肉のフルコースをゆっくり堪能した後は
いよいよ峰大介さんのショースタートです。

オープニングは、峰さんのクリスマスディナーショーの定番ですね
『ホワイト・クリスマス』を客席側の扉からご入場でスタート。
『バラ色の人生』でぐっと盛り上げて『雪の降る街を~雪が降る』と
畳み掛けるようにポピュラーなセットリストが続きます。
こっからあとはちょっと曲順など記憶があやふやなんだけども
1966年のカンツォーネのヒット曲『愛は限りなく』、
そして毎年リサイタルでお披露目される峰さん作詞作曲の新曲、
今春のサンケイホールブリーゼで発表された『ふりかえれば』と
怒涛の勢いで進んでいきます。

今回も峰大介さん訳詞バージョンの『愛の讃歌』が演奏されたんだけど、
この曲はホントに毎回とても興味深いアレンジが施されて、
ガラリと表情を変えて来るのが楽しいんです。
今回も印象的な(峰さんには「破壊的な」とお伝えしました(笑))
ピアノ前奏からの入リで、曲中も歌詞の合間に飛び跳ねるような
ピアノのカウンターメロディーが入ったりと、とても力強い、
峰さんの訳詞イメージにピタリとはまる聴き応え満点の作品でした。

これも恒例の『オー・シャンゼリゼ』の途中でのプレゼントコーナーや
(プレゼントは私の前と後の番号の方が当選と、なんともいやはや…)
ミュージシャンの方々の紹介と峰さんのお召し変え(?)の
インストゥルメンタル曲(チェロがとても印象的でした)もあり、
セットリストの構成は盤石です。

最後は峰大介さんのショーエンディング定番『今、喝采の中で』を
「初心忘るべからずで歌っています」のMCとともに。

そしてそして、オーラスを飾るのはこれもクリスマスディナーショーの
お約束『きよしこの夜』ロングヴァージョン。
例によって峰大介さんが歌いながら会場内を練り歩かれて、お客様へ
マイクを向けてみんなで大合唱です。

ええ、ええ、そうです。私、
去年に続き、今年も峰さんにマイクを向けられまして
一節歌って参りました!(笑)
マイクが来るのを待っていたわけではもちろんありませんけど(笑)
一度経験したことは人間強くなりますねー。
昨年のようにヤな汗が出ることもなく、どちらかと言えば
気持よく歌っちゃってる自分にびっくりしました(笑)。

そんなこんなで、満場の拍手とすごい数の花束とで
ディナーショーは大盛況でした。

ショー終了後はいつものように打ち上げにおよばれしまして、
尽きないお話で今年も楽しい時を過ごしてきました。

もう毎回バカの一つ覚えですが、他にないんですよね。
峰大介さんはもちろん、
大変良くしていただいている峰大介さんファンの皆様、
そしてホテルのスタッフの方々…

本当にいつもありがとうございます。

打ち上げ会場にはプラネタリウムのような演出まで用意されていました。
打ち上げ会場にはプラネタリウムのような演出まで用意されていました。

 

【峰大介さん関連の過去エントリー】

峰大介さんのシャンソンデビュー40周年記念リサイタル~ふりかえれば~

峰大介さんのクリスマスディナーショー 2011年

峰大介リサイタル2011~セカンド・ステージ~

峰大介さんのクリスマスディナーショー

峰大介さんのリサイタル

関西シャンソン界の重鎮|峰大介さん

シャンソン

峰大介さんのシャンソンデビュー40周年記念リサイタル~ふりかえれば~

もうあれから1年経ったんですか?って感じですね。

しかし改めて見てみるとこのブログ、
ここのところ、峰大介さん関連か、新しいガジェットのレビューエントリーばかりですな(笑)。
ツイッターではき散らかしてるから、なかなかまとまった文章でエントリーしなくなっちゃった。

もとい!今年も恒例の峰大介さんのリサイタルへおじゃましてまいりました。
4月28日、GW連休初日となる土曜日の午後5時開演。
デビュー40周年の節目になる今回のリサイタルはとても印象深いものでした。

例年通りの休憩を挟んだ2部構成だったんだけど、1部はこれまでのシャンソン人生の歩みを
振り返るような曲構成にされていて、1曲1曲、シャンソンを歌い始められた頃からの
思い出や出会いなどを、MCで紹介されながらの進行。
これまでにも、リサイタルやディナーショー、その他様々な機会で聴いていた峰大介さんお馴染みの
ナンバーの数々に、そんな背景やきっかけ、思いがあったんだ…って、
それぞれの楽曲への印象が新たになって、何だか尚一層心に深く染み入るような感じ。

どちらも今は亡き…だけど、石井好子さんの紹介でシャンソンを師事された宇井あきらさんの
思い出話も、峰大介さんはステージ上で決して言葉数多く語る方ではないんだけど、
その言葉とニュアンスだからこそ十分に古き良き時代の雰囲気が伝わって来て、とても良かった。

ところで、あの菅原洋一さんのレコ大受賞曲「今日でお別れ」が宇井あきらさんの作曲だったんですね。
たぶんテレビのテロップなんかで作曲者名を何度も目にしてたと思うんだけど、
その宇井あきらさんと、この峰大介さんが師事された宇井あきらさんが今回はじめて私の中で
一致しましたです(笑)。今更ながらお恥ずかしいお話ですなー。

1部の最後は「ソレアード」。シンプルでくっきり鮮やかなメロディーラインのすき間を埋める、
チェロの艶やかな音色のオブリガードがとても印象に残りました。

2部の構成は、なんと峰大介さんのオリジナル曲(もしくは訳詞)のオンパレード!
これぞまさにソロリサイタルですよね。
毎年リサイタルのときに新曲を発表されるんだけど、今年の曲は「ふりかえれば」。
40周年を記念するリサイタルのサブタイトルにもなってます。
言葉数の少ない歌詞が、逆に万感の思いを訴えてくる峰大介さんらしい佳曲。とても丁寧に歌ってらした。

会場入口でもらったプログラムを開いて2部のセットリストを見たとき、「愛のなげき」だけが
不覚にも「あれ?どんな曲だっけ?」とタイトルだけでは思い出せなかったんです…。
ところが、アズナブールがモチーフの「セ・フィニ フィニ セ・フィニ フィニ~」という
サビのリフレインで始まるイントロが聞こえた瞬間「あ!この曲か」って。印象に残る曲ですよね。

バックのミュージシャンの皆さんも、もうお馴染みの方々だったんだけど、やっぱり40周年記念の
リサイタルだからかな?それとも聴いてるこちらがそう思って聴いてたからかな(笑)いつもより
入れ込んでいらっしゃったように感じたなぁ。
「愛の讃歌」のラストの大サビの盛り上げなんか、聴いてて思わずほーってため息が出ましたです。

サンケイホールブリーゼに場所を移されてから、リサイタルでは毎回歌われているオリジナル曲の
「桜 SA・KU・RA」が今回また趣を変えて登場。
チェロの美しい音色の「さくらさくら」をバックにした語りから始まって、この曲のまた違った顔を
見た感じでした。

トリは「今、喝采の中で」。初心忘るべからずで歌い続けています、とのMC通りこれまでも
リサイタルでは必ずと言っていいほど歌われてきたお馴染みの曲。今年はこの曲で客席内を
ぐるりとご挨拶に回られて「あぁ、節目のリサイタルに相応しい」と思ったものでした。

アンコールでは、昨年に続いてご自身のピアノ弾語りで「ボンジュール お元気ですか」を
歌われたのがやっぱりとても印象に残りましたねぇ。ピアノを弾きながら歌われる姿を見て
「峰大介さんはやっぱり芸術家なんだ…」って一人で納得してました。

2部冒頭の「おさん」でちょっと心配になったけど、全体を通して素晴らしいリサイタルでした。

ロビーでは、今回もライブのベストアルバムを発表されてたのでもちろん購入いたしました。
昨年発表の前作に続くサンケイホールブリーゼでのリサイタルからのライブベストⅡ。

峰大介さんのライブベストⅡ

今年も「なにわ芸術祭」参加の素敵な「芸術作品」を堪能させていただきました。
40周年、誠におめでとうございます。50、60はなたれ小僧ですから(笑)この先も
まだまだ歌い続けてください。そして、いつも本当にありがとうございます。

【峰大介さん関連の過去エントリー】

峰大介さんのクリスマスディナーショー 2011年

峰大介リサイタル2011~セカンド・ステージ~

峰大介さんのクリスマスディナーショー

峰大介さんのリサイタル

関西シャンソン界の重鎮|峰大介さん

シャンソン

峰大介さんのクリスマスディナーショー 2011年

はい。今年もおじゃましてまいりました。
昨年の模様は以下のエントリーで詳述しております。

峰大介さんのクリスマスディナーショー

今年も仕事の都合で最初からには間に合わなかったんだけど、
食事の終盤から参戦!ショーは全部楽しんできました。

リーフレットには、午後6時から8時30分(受付午後5時半~)と
記載されていたので、昨年のディナータイムが押したことを受けての
ディナータイム1時間半、ショータイム1時間に変えたんだ!って
思ってたんだけど、いただいたチケットにはなんと、
ディナータイム午後6時~、ショータイム午後7時~となってる。
???ってことはショーが1時間半あるの?これまでにないパターンだ。
などとあれこれ考えながら、何とかショースタートの午後7時には
間に合うようにと気合を入れて、5分前くらいに会場へ。

席へ着くなりオードブルが配膳されてきたんだけど、もう時間がないので
「食事はいいです」って一旦断わっちゃってビールだけ飲んでたんです。
そしたら会場のサービスキャプテンがオードブルに魚料理、肉料理のプレートも
全部両手に乗っけてやってきて、「まだデザート、コーヒーが出せてないので
少しショースタートは遅れますから、それまでに召し上がってください」って。
あらら、やっぱり押してるんだ(笑)。ならいただけるとこまでいただきますか。
ということでオードブルからいただいたんですが、結局ショースタートは
20分以上押しの午後7時25分くらいから。
…なんだ、やっぱりディナータイムが1時間半じゃんか(笑)。

オードブルを食べ終えたところでタイミングよく熱々のスープを
持ってきていただいて、気配りに感謝しながらそのまま魚料理まで進んだんですが、
今回はオードブルもボリュームがあって、スープもクラムチャウダーで重め、
魚料理では車海老と鯛を煮込んだものがライスの上に乗ってて、一気にだーっと
食べたらここまででおなかいっぱい。メインの肉料理は残念ですが断念です。

でも、毎度のことながらホントにおいしかったです。ごちそうさまでした。

そして、いよいよショーがスタートです。
昨年同様「ホワイト・クリスマス」で会場袖の扉からご登場されての幕開け。
峰大介さん作詞作曲のオリジナル曲「オペラ座のプリマ」を挟んで、
「枯葉」「雪の降る街を~雪が降る」とポピュラーな定番が続く構成。
いいですねー。ピアノ、キーボード、チェロのシンプルなトリオ編成なので
峰さんの歌がひときわ際立つ感じでっす。

今年のリサイタルで発表された新曲「セカンド・ステージ」ももちろん
セットリストに入ってました。
ただ、この曲に関してはリズム楽器がない編成だったので、ちょっと
しんどかったかなぁ…と、個人的には感じたんです。
まぁ、今年に関しては私が耳を患ってることもあるので(笑)、実際にはもっと
スッキリと聞こえてたのかも知れませんが、私の耳には、ピアノではかなり
アクセントを付けて切ってたけれども、キーボードが少しモコモコした感じで
全体を包んじゃっててアップテンポの心地よい切れが若干損なわれてるような…
そんな風に聴こえてました。

でも、その他はこのトリオは峰さんの歌がすごく近く聞こえる感じがするので
ディナーショーのように客席と近いステージではとても良いですよね。
昨年のリサイタルで発表されたメッセージ色の強いオリジナル曲「友よ」、
峰大介さんの十八番のひとつで、珍しい父娘が題材の「パパとワルツを踊ろうよ」、
峰さんの訳詞による「愛の讃歌」、ショーエンディングの定番「今、喝采の中で」
など、どれもホント良いです。

今年もショー中に「オー・シャンゼリゼ」の途中でのプレゼントコーナーありの、
峰さんのお召し変え(?)のインストゥルメンタルありので内容の濃い時間でした。

アンコールも昨年同様に「きよしこの夜」ロングヴァージョン。峰さんがゆっくりと
会場内を歩きながらお客様数人に順にマイクを向けての全員合唱ですね。
去年のエントリーでも触れたんだけど、マイクを向けられる皆さんは、
声楽科ご出身のような張りのある声で歌われてみんな上手いんですよね。

で、今年は峰さん、なにを思われたのかこともあろうに私にマイク向けちゃった(笑)。
いやー、目が合わないようにしてたんですけど、何だかスポットライトがこちら向いて
ジリジリ迫ってくるからやーな予感してたんです(^^;)。
ダメですよ、皆さん声楽家のようなお声で歌われてる中にカラオケ声が混じったら
それはそれはとてつもなく場違いなんですから…(笑)。
この冬一番の冷え込みだったにもかかわらず背中にいやな汗かきながら歌いましたです。

ま、最後に予期せぬハプニングがありましたが(笑)、ショー自体は盤石の構成で
今年も素晴らしいクリスマスナイトになりました。

その後は打ち上げまでおよばれしまして、聖夜が更けるまで楽しく過ごさせて
いただきました。
毎度エントリーしてますが、皆さんお年の割にはとんでもなくお若いんです。
が、やはりさすがに体調を崩されることが多くなってきたようで
(まぁ、私に言わせればあのご年齢ならそれがごくあたり前なんですけどね^^;)
病気のお話とかが多くなってきたかな…。
でも、まだまだ皆さん十二分にお達者なので、来年以降も変わらずお元気で
お会いできることを楽しみにしています。

毎度毎度ですが、いつも本当にありがとうございます。

【峰大介さん関連の過去エントリー】

峰大介リサイタル2011~セカンド・ステージ~

峰大介さんのクリスマスディナーショー

峰大介さんのリサイタル

関西シャンソン界の重鎮|峰大介さん

シャンソン