Facebook が日本に本格上陸

Facebookが日本法人設立へ 実名SNSでmixi追撃

するらしい。日本法人を設立して日本市場独自のカスタマイズをするらしい。
日本でネット上の実名コミュニケーションは果たして受け入れられるんでしょうかねぇ。

今現在の日本語版はなんと100万ユーザーにもなるらしい。
ってホントかな。100万って結構すごい数だよねぇ。
何はともあれ「実名で実社会との関連をベースにコミュニティする空間」という
これまでの日本のSNSとはコンセプトが違うところをどこまで浸透させることが
できるか、が勝負になるのかなぁ。

これまで見せ続けている日本人のネット上気質を考慮すると、なんだか
みんなよそいきのコミュニケーションに終始して「活発さ」に欠けて
終わってしまいそうな気がする(笑)。

既存で使っている国産SNSとか、Twitterやブログなんかは、そのほとんどが
匿名利用だろうから、統合して使うには皆さんそれなりに抵抗があるのでは。
普及には結構ハードルが高いんじゃないかと思うんだけどどんなものでしょ。

とりあえず先行で登録だけしてみたけど…。
検索機能なんかが日本語環境でもう少し使えるようになったら
それなりに面白いサービスになるんだろうか。

海の向こうでは破竹の勢いなだけに、お手並み拝見というところですねぇ。

「Facebook」

子供とケータイ

CNET Japan に興味深いコラムが掲載されている。

子供とケータイについて考える~授業にケータイを活用した取組み~

確かにケータイの小中学生への普及度合いとその規制に関しては、
これまでにも様々なところで様々な取り上げ方をされている。
我が家にも3人の小中学生がいるわけなんだけど、やっぱり持たせていると
安心だし何かと便利なことは間違いのない事実。
だから、このコラムにあるような「石川県の「いしかわ子ども総合条例」改正案」は
正直努力規定というところで、どこまで施行意味がある条例なのかなぁと疑問に思う。
このような条例を施行したい「気持ち」は子を持つ親としてよくわかるんだけど・・・。

「小中学生のケータイシステム」みたいなインフラを国が予算をかけて作ることって
難しいのかなぁ。
例えば学校単位とかで独自サーバを立てて、携帯端末自体は無償で児童・生徒へ
貸与するようなこと。
で、携帯端末がアクセスできる先はWEBもメールも学校のサーバのみ。
親御さんが連絡を取りたいときには、事前に学校のサーバへ親御さんの携帯端末なり
PCのメアドや自宅の電話番号なりを登録するようにしておいて、登録先からの連絡は
学校サーバが子供たちの携帯端末へ取り次ぐようにすれば、ひとまずは緊急連絡や
所在確認のための安全ツールとして子供たちにケータイを持たせることができて、
しかもアクセス先は学校のサーバへ限定してしまうから有害情報などからも切断できるし
ログは全部学校単位で管理できるのでネットいじめ防止にも役立つかも。

ケータイ端末に関しては、学校規定のものとなると実際に持つ子供たちも面白みがないので、
現在のキャリア各社製品でも良いけど、15歳以下への販売の際にはロック機能のある
チップを装着して販売するとかで学校サーバのみへのアクセス制限が必ず出来る仕組みを
持たせて販売することをキャリア各社に徹底させるとか。

なんて、思いつきだけで好きなことを言っているけど、全国の学校単位でこれを立ち上げると
結構な費用になるよねぇ…(笑)。サーバ管理も大変だし。

それにケータイはこれでよくても、今や子供たちが大好きなポータブルゲーム機が
どんどんネット対応になっているから根本的な部分で何がしかの対策を考えないと
ケータイだけで対策を立てても結局は一緒のことなのかも知れないしねぇ。

ふーむ、なかなか難しい問題ではあります。
が、実際子供たちのネットの使い方(ウチの場合はケータイもですが、PCやゲームも含めて)を
見ていると確かにあぶなっかしくみえるときがあるのも事実です。はい。

最終的には、しっかりとしたモラル教育を施してあげることと、リテラシィー向上を
図ってあげることで自分で自分を守ることができるようにしてあげるしかないんでしょうが、
これもそれを行う大人のモラルとリテラシィに大きな格差がある現状では
一筋縄ではいかないんでしょうなぁ。やれやれ。

BON JOVI の新譜が発売

今や押しも押されもせぬ世界的なNO.1ロックンロールバンド「BON JOVI」。
彼らのニューアルバムが発売されるということで早速amazonで予約を完了。

産業ロックだとかなんだとか、とかく売れるとそれなりに批判も多くなるのがこの業界の常だけど、
彼らはデビュー当時から聞いているバンドで、実はそれなりにマイナスの感情から聴き出した
にもかかわらず彼らの音楽性にすっかり魅了されてしまっているファンのひとりです(笑)。

彼らがデビューした1984年前後というのは、空前のハードロック・へヴィメタルブームの時期で、
特にアメリカの西海岸出身バンドがもてはやされて、俗に言う「L.A.メタル」が最盛期を迎えようか、という時期。
当時の音楽の、それもこの系統のハードロック(ハードロックが音楽のメインストリームになってたのも事実)を
思い出してみると、まぁ、ヴァン・ヘイレンはジャンルとかに左右されない別格としても、この頃に一気にメジャーに
なったのがまずは「クワイエット・ライオット」。ランディー・ローズという未完の大器的な伝説の
ギターリスト(当時はオジーオズボーンバンドで名が売れたんだけど)を擁したバンドのトリビュートということで
「カモン・フィール・ザ・ノイズ」のカバー曲がブレイクして一気にメジャーバンドになった。
このクワイエット・ライオットのヴォーカルだったケヴィン・ダブロウが、つい先日薬物関係で亡くなったという
ニュースも個人的には結構ショッキングだったんだけどね。
その後、「ナイト・レンジャー」「モトリー・クルー」「ラット」などがどんどん続いて、この勢いを読み間違えた
各レーベルによる、いわゆる「バンドの青田買い」が一気に進んで、この系統のバンドが百花繚乱のごとく
デビューしまくる、という時期。

そんな中で、当時は西海岸出身バンドが一斉を風靡していたんだけど、BON JOVI は東海岸出身の
バンドとしてデビューした。
しかも当時の「L.A.メタル=ギターサウンド」という構図も意に介さず、キーボードの強烈なリフが特徴的な
名曲「Runaway」で鮮烈なデビューを果たしたバンド。

実はデビュー当時に彼らのCDを買って聴いたんだけど、「このキーボードリフがメインはありえんだろ」とか、
「このヴォーカルの声質はラットのステーヴン・パーシーと一緒で、拡張性はないぞ」みたいな感覚で、
どちらかといえばマイナスのイメージを強く持って聴いていた思い出があるんです。はい。

ところがどっこい(笑)、今や世界中で押しも押されもせぬスーパーバンドになってしまいました(^^;
ある意味先見の明がなかったというか(笑)
でも、彼らの人気が確定的になったのは日本が最初ということは今でも有名な逸話なので、
当時彼らの音源をしっかり購入したこと自体が、彼らの成功に少なからず寄与したのではないか…と
今や大ファンのひとりとして、ひそやかな自慢の種になっているのも正直事実です(笑)。

彼ら(Bon Jovi)のすごいところは、ソングライティングが優れているところに尽きると思う。
もちろんプロモーション力やマネージメント力によるところは多大で、だからこそ、産業ロックだとかの
批判を受ける結果になっているんだろうとは思うけど、彼らの楽曲を純粋に聴いてみると、
ホントに素晴らしい楽曲が並んでいる。
有名どころでは、デズモンド・チャイルドとか、外部のメジャーなコンポーザーと共作、という形を
これまでもずーっととり続けているけど、根本の部分で彼らの音楽性は変わっていなくて
それがこれだけ長きに渡って常に優れた楽曲を生み出している根源だと思う。

とかく、ヴォーカリストのジョン・ボンジョヴィと、ソロでアルバムも出したギターリストの
リッチー・サンボラが取り上げられることが多いバンドだけど、実はこの二人以外の
メンバーもめちゃくちゃすごい。
ティコ・トーレスのトラミングは、そのひとつひとつの音をしっかり聴かせるというドラミングで
もう文句なしだし、デビュー当時はその楽曲の屋台骨を一身に
担当していたデヴィット・ブライアンのキーボードもめちゃくちゃうまい。
特にアレンジャーとしてのセンスはアルバムを出すごとに光っている。

で、今回の新しいアルバムが出るにあたって、唯一の不満材料は、オリジナルメンバーの
ベーシスト、アレック・ジョン・サッチがいないこと。

彼のベースラインはほんとにロックンロールバンドのツボを押さえた、心地よいベースを
弾き続けていただけに、彼がいない「ボン・ジョヴィ」はなんだかちょっと寂しい。
ベースラインという地味な部分ではあるので、そこはセッションミュージシでも無難には
こなすことだろう・・・というか楽曲の良否を大きく損ねることはないんだろうとは思うけど、
あのアレック・ジョン・サッチのような、聴く人間には「おーっ、こんなラインで来るか」みたいな
玄人受けするベースプレイは望めないのかなぁとちょっと不満でもある。
まぁ、アルバムがまだリリースされたわけではないので、実際誰がベースを担当してて
とんなラインを弾いてくれるのか、聴いてみないとわからないんだけどね。

とにかく当時からのファンとしては、彼らの新譜は楽しみで楽しみでしょうがない。
はやく聴いてみたいなぁ・・・。

[これまでのハードロック系のエントリー]
MR. BIG やっぱり最高のロックバンド

ライブバンドとしては、BON JOVI よりも MR. BIG の方が好きです。やっぱり(笑)。