手術だん。無事退院

昨年の秋から調子が悪かった耳。
先月21日に全身麻酔で4時間半の手術だん。
17日から31日までの丸2週間におよぶ人生初の「入院生活」も
予定通りで無事退院とあいなりまいた。

退院後1週間が過ぎようとしているんだけど、
まだしばらくは定期通院が必要なようでやんす。
手術痕もまだ相当違和感が残ってて、何も付いてないんだけど、
まだ耳にかっぽりと何かカバーでも付けられてるような感じ。
だけど、主治医&執刀いただいたU先生によると
手術も成功で術後の経過もきわめて良好らしい。
…まぁ、どんな状態が良好なのか、はじめて経験すること
なのでこちらにはわかるすべもないんだけどね(笑)。

今回お世話になったのは阪大病院。
万博公園近く、千里丘陵の高台に位置して、まわりを緑で
囲まれたなんともステキな環境にある病院なんですよね。
おまけに耳鼻咽喉科の入院病棟は、14階建ての13階。
病室は真東に向いてて、元々高台にある病院の13階からの
眺望は茨木市方面が一望できる絶景なんです。

高台に建つ病棟の13階は絶景【病室から】

入院が決まった際に説明をご担当いただいた看護師さんに
「病室内で通信機器は使えますか?」って確認したところ
間髪入れずに「ダメです」と即答されちゃったので、
それは困る、と言うことで通信機器もPCも自由に使える
個室をお願いしたんですよね。
この眺望で静かな個室って、何だか入院・手術って言うか
保養所に長期滞在…みたくなっちゃいました(笑)。

阪大病院自体は陸の孤島のような環境にあるので(笑)、
ちゃんと病院内に便利な施設が揃ってて、ひとつの街みたいなもの。
郵便局、銀行ATMはもちろん、ローソンにスターバックスもある。
スタバとは別に喫茶もあって、うどん屋さんにうなぎ屋さんも(笑)。
理容室・美容室も揃ってるし、最上階14階のレストランはあの
リーガロイヤルさんの運営するフレンチ・イタリアンときたもんです。

入院中は、そんな快適な病院街のゆったり個室で、
嫁さんが買ってきてくれたアロマ系リラックス芳香に包まれながら~の、
スタバでテイクアウトしたグランデのホットコーヒー飲みながら~の、
1600曲強ぶっこんだiTunesをスピーカからエンドレスで流しながら~の、
読みたかった本やらマンガやらを満喫という…優雅な時間を過ごしました。
定期で検診に廻って来られる看護師さんたちが一様に
「ここだけ雰囲気が違う」と(笑)。

今回、手術が必要になった病名は「真珠性中耳炎」。
名前はなんだかとても綺麗なお名前なんですが(笑)、これがなかなかの
クセモノらしく、中耳内で骨などを侵食しながら拡大していくらしい。
耳のそばには顔面神経が通っているので、こいつを侵食しだすと
顔が歪んだり、まばたきなんかが不自由になったりするらしい。
また、頭蓋骨を侵食して脳まで達すると、そこからウイルス感染を
起こして髄膜炎(脳膜炎)なんかになることもある…な~んて脅されたら
「ぜひ、手術をお願いします」ってなもんです。
ことの発端は、今回手術をした左耳とは逆の右耳だったってのも
不思議なことですなぁ。
左耳は子供の頃から中耳炎を何度かやってて、もともと難聴だったんだけど
そこへ持ってきて去年の秋にいきなり右耳がウイルス性の中耳炎に。
頼みの綱の右耳まで聞こえにくくなっちゃどうしようもない、
ってことで何十年ぶりかで耳鼻科のお世話になったところ、
「右はしばらく通院したら治るけど、左はやばい状態かも」だって。
何だか右耳が「おい、そろそろ左をちゃんとしとかなやばいぞ」って
耳鼻科へ導いてくれたような気がする。

なにはともあれ、無事に手術も終わって一段落。良かった良かった。
この真珠性中耳炎は頭部の細かいところの手術になるので、
当初から2年計画。なので、来年、もう一度手術するんですよねぇ。
ま、それを思うと多少気が重くはなる。
手術はやっぱりドキドキするし、術後もそれ相応にシンドイしね。
でも、あの快適な2週間を思えばそう悪くないかな…とも思ったり(笑)。
まだちょっと激しく動いたりすると左耳が耳鳴りしたりするので、
様子見ながらソロリソロリ試運転中って感じなんだけど、
あとは時が解決してくれるでしょう!

あ、ちなみに今回の入院で一番「スゴい!」って思ったことは
記憶にあるだけでも10年以上は1日として欠かしたことがなかった
アルコールを断てたこと!(笑)
飲まずにちゃんと夜寝れるんだろうかって不安で不安で仕方が
なかったんだけど、やればできるもんです。スゴい!

それと、病室が真東ってことで例の金環日食、病室からバッチリ
見ることができまいた(笑)。

入院中のできごとやなんかはまた別途気が向いたらエントリーしよっかな。
ひとまず、阪大病院の入院病棟&病室、それとスタッフの皆様、お世話になりました。
また来年ね!(笑)

峰大介さんのシャンソンデビュー40周年記念リサイタル~ふりかえれば~

もうあれから1年経ったんですか?って感じですね。

しかし改めて見てみるとこのブログ、
ここのところ、峰大介さん関連か、新しいガジェットのレビューエントリーばかりですな(笑)。
ツイッターではき散らかしてるから、なかなかまとまった文章でエントリーしなくなっちゃった。

もとい!今年も恒例の峰大介さんのリサイタルへおじゃましてまいりました。
4月28日、GW連休初日となる土曜日の午後5時開演。
デビュー40周年の節目になる今回のリサイタルはとても印象深いものでした。

例年通りの休憩を挟んだ2部構成だったんだけど、1部はこれまでのシャンソン人生の歩みを
振り返るような曲構成にされていて、1曲1曲、シャンソンを歌い始められた頃からの
思い出や出会いなどを、MCで紹介されながらの進行。
これまでにも、リサイタルやディナーショー、その他様々な機会で聴いていた峰大介さんお馴染みの
ナンバーの数々に、そんな背景やきっかけ、思いがあったんだ…って、
それぞれの楽曲への印象が新たになって、何だか尚一層心に深く染み入るような感じ。

どちらも今は亡き…だけど、石井好子さんの紹介でシャンソンを師事された宇井あきらさんの
思い出話も、峰大介さんはステージ上で決して言葉数多く語る方ではないんだけど、
その言葉とニュアンスだからこそ十分に古き良き時代の雰囲気が伝わって来て、とても良かった。

ところで、あの菅原洋一さんのレコ大受賞曲「今日でお別れ」が宇井あきらさんの作曲だったんですね。
たぶんテレビのテロップなんかで作曲者名を何度も目にしてたと思うんだけど、
その宇井あきらさんと、この峰大介さんが師事された宇井あきらさんが今回はじめて私の中で
一致しましたです(笑)。今更ながらお恥ずかしいお話ですなー。

1部の最後は「ソレアード」。シンプルでくっきり鮮やかなメロディーラインのすき間を埋める、
チェロの艶やかな音色のオブリガードがとても印象に残りました。

2部の構成は、なんと峰大介さんのオリジナル曲(もしくは訳詞)のオンパレード!
これぞまさにソロリサイタルですよね。
毎年リサイタルのときに新曲を発表されるんだけど、今年の曲は「ふりかえれば」。
40周年を記念するリサイタルのサブタイトルにもなってます。
言葉数の少ない歌詞が、逆に万感の思いを訴えてくる峰大介さんらしい佳曲。とても丁寧に歌ってらした。

会場入口でもらったプログラムを開いて2部のセットリストを見たとき、「愛のなげき」だけが
不覚にも「あれ?どんな曲だっけ?」とタイトルだけでは思い出せなかったんです…。
ところが、アズナブールがモチーフの「セ・フィニ フィニ セ・フィニ フィニ~」という
サビのリフレインで始まるイントロが聞こえた瞬間「あ!この曲か」って。印象に残る曲ですよね。

バックのミュージシャンの皆さんも、もうお馴染みの方々だったんだけど、やっぱり40周年記念の
リサイタルだからかな?それとも聴いてるこちらがそう思って聴いてたからかな(笑)いつもより
入れ込んでいらっしゃったように感じたなぁ。
「愛の讃歌」のラストの大サビの盛り上げなんか、聴いてて思わずほーってため息が出ましたです。

サンケイホールブリーゼに場所を移されてから、リサイタルでは毎回歌われているオリジナル曲の
「桜 SA・KU・RA」が今回また趣を変えて登場。
チェロの美しい音色の「さくらさくら」をバックにした語りから始まって、この曲のまた違った顔を
見た感じでした。

トリは「今、喝采の中で」。初心忘るべからずで歌い続けています、とのMC通りこれまでも
リサイタルでは必ずと言っていいほど歌われてきたお馴染みの曲。今年はこの曲で客席内を
ぐるりとご挨拶に回られて「あぁ、節目のリサイタルに相応しい」と思ったものでした。

アンコールでは、昨年に続いてご自身のピアノ弾語りで「ボンジュール お元気ですか」を
歌われたのがやっぱりとても印象に残りましたねぇ。ピアノを弾きながら歌われる姿を見て
「峰大介さんはやっぱり芸術家なんだ…」って一人で納得してました。

2部冒頭の「おさん」でちょっと心配になったけど、全体を通して素晴らしいリサイタルでした。

ロビーでは、今回もライブのベストアルバムを発表されてたのでもちろん購入いたしました。
昨年発表の前作に続くサンケイホールブリーゼでのリサイタルからのライブベストⅡ。

峰大介さんのライブベストⅡ

今年も「なにわ芸術祭」参加の素敵な「芸術作品」を堪能させていただきました。
40周年、誠におめでとうございます。50、60はなたれ小僧ですから(笑)この先も
まだまだ歌い続けてください。そして、いつも本当にありがとうございます。

【峰大介さん関連の過去エントリー】

峰大介さんのクリスマスディナーショー 2011年

峰大介リサイタル2011~セカンド・ステージ~

峰大介さんのクリスマスディナーショー

峰大介さんのリサイタル

関西シャンソン界の重鎮|峰大介さん

シャンソン

panasonicのモバイル電源パック+無接点充電パッド

携帯をスマホに変えてから、いずれ購入せにゃならんと思っていたモバイル電源パック。
モバブーってやつですね。で、色々比較・検討した結果、今回はpanasonic製品に決定。
まぁ元々我が家ではpanasonic神話が根強くて、panasonicなら安心みたいなところが
多分にあるので(笑)、色んなのを一通り調べてみたけど結局これに落ち着いた感じ。

panasonicモバイル電源パック

モバイル電源パック自体の性能や信頼性も、他の機種(三洋のモバイルブースターとか)
と較べて値段と性能でちょいと頭抜けてた感があったんだけど、もうひとつの決め手は
「無接点充電パッド」です。

無接点充電パッド

新しいものガジェット好きとしては、すごく興味を惹かれるんですよね(笑)。
まだ対応機種がほとんどないので、当面この電源パック専用ってことになるんだけど
これは使い出すとホントに便利。
ぽんと載せるだけで勝手に電源パックを探しだしてくれて、おもむろに充電を開始して
くれる。で、ほっとけば充電完了して勝手に待機状態に戻ってくれている。
よくできてるよなぁ~って。ぽんと乗せられた電源パックを探しだすのにも趣向が
凝らしてあって(笑)LEDが電源パック目指してするするって光って行くのが
なんとも生き物ちっくで愛嬌があるぢゃないですか!
2個まで自動的に識別して、順番に充電してくれるので、我が家では嫁さん用にも
電源パックを購入して↓こんな感じで使ってますです。

2個まで自動識別のおりこうさん

昼間、外出するときに電源パックとスマホを一緒に持ち出せば、まず電池のことを
心配する必要は全くなくなりました。
結構デザリングを使う機会が多いので、フツーにスマホを使っているよりも
電池の減りが早い方だと思うんだけど、おそらく(まだ試したわけじゃないけど)
感覚的にはスマホの電池残量0から、少なくともフルで2回は満タンまで充電できる
くらいの容量を持っている(実際はもうちょっといけると思います)ので、
全然だいじょぶ!って感じ。
持ち歩くのに重くなる…ってのは確かにあるんだけど、重さを実測してみたら、
電源パック→約147.2g
スマホ(DIGNO)→約148.4g
iPodtouch→約111.5g
と、まぁスマホを2つ持ち歩くくらいの感じにはなります。
でも、以前はガラケー2台+iPodtouch+WiMAXルーターの組み合わせで
持ち歩いてたのでそれに比べれば軽いし、使い勝手が断然良くなってるので
個人的には十分許容範囲です。

そして、家に帰ってきたら電源パックをぽんと無接点充電パッドに乗っけておけば
朝までに勝手に充電して、完了したら待機状態に。
アダプター使って充電するみたいに、人が気付いて抜くまで無駄にいつまでも
充電し続けるなんてこともないので、バッテリー自体にも優しいって感じですかね。
なので寝てる間でも心配なくぽんと置いとける。ホント便利。

まぁ、後は対応機種が増えてくれて、それこそスマホ本体のバッテリーが
このパッドに対応してくれたらなお言うことなし、ってとこですかね。

良い買い物をしました。 ヽ(゚∀゚)ノ パッ☆ ←最近我が家ではやりの顔文字「ぱっ」。

panasonicモバイル電源パック

panasonic無接点充電パッド