恒例のTV収録

昨日は一日がかりのTV収録日。
年明けの放送分なので、新年のご挨拶や「今年の抱負」的な内容が自然と出てくる。
まぁ家で普通に正月番組を見ている側のときにも、きっとこれ年が明ける前に
収録してるんだろうから今年の抱負とかってなんだか大変そうやなぁ~、みたいに
思っていたけど、収録側の現場に居合わせることになるとは、またなんの因果か(笑)。

レギュラーでの出演部分はもう随分と慣れて来たので、比較的余裕があって、
番組の進行自体も、自分自身のMCも、結構楽しませてもらっている。
前回のエントリーでもちょっと触れたTV向けの原稿の作り方も、今回も
随分勉強になることが多くて、個人的にはこのTV収録の仕事、かなり楽しみな
仕事のひとつ。…相当疲れるのも事実なんだけど(笑)。
今回も師匠をはじめプロデューサーさんにも色々と教えていただくところが多くて
「なるほどなぁ~」ととても有意義な時間を過ごせた。

[以前のTV収録関連エントリー]
月に一度のTV収録
TV収録

昨日は年内最後の収録日だったので、収録終了後は主な出演者等が集まって忘年会。
場所は大阪鶴橋の焼肉専門店まる徳。そう、知る人ぞ知る、元世界チャンピオン
徳山昌守さんが今年の夏にオープンされた焼肉屋さんでやんす。

鶴橋の焼肉専門店「まる徳」

この歳になると、焼肉ってあんまり自分から行きたいなぁ~って風に思わなくて(枯れてる)
ひっさしぶりの焼肉屋さんだったんだけど、タンもハラミもホント旨かったです。
生ビールガンガン、マッコリをグビグビやりながら楽しい時間を過ごしましたとさ。
食べるものもさることながら、一番良かったのは店主の徳山さん。
自ら玄関先で満面の笑みでお客さんを迎えられて元気いっぱいの大きな声で
店内へご案内していて、とっても気持ちが良いです。はい。
昨夜はお世話になりました。ごちそうさまでした。

そして番組の次回収録は1月中旬。
みなさま、またお世話になります。来年もよろしくお願いしまーす。

いや、そうじゃないでしょ・・・

日本のニュースを世界に向けて配信–TBSとテレビ朝日、YouTubeに公式チャンネルを開設

いや~、ようやくTV局もネット系への対応を真剣に考えて動き始めたんだ・・・
と思って上記のレポート記事を読んだんだけど、いやいや、そうじゃないでしょ(笑)。

これまでにもネットとTVに関しては何度かエントリーしてるんだけど、これだけネットという
インフラが普及して市民権を得てしまった以上、それを認めた上で共存・・・というか、
これまでとは根底から環境が大きく変わったんだということを真摯に受け止めて
次の手を考えないと、コンテンツホルダーのTV局は八方ふさがりになるよ、というのが
個人的に感じてる感覚。

で、今回の内容は・・・YouTubeと正式パートナー契約を結んだっていうから、
ネット上の動画コンテンツの現状を理解したうえで、TV局側から何か斬新な、ネット環境を
うまく活用したコラボ案でも出たのかと、超期待して読んだんだけど、何だかなぁ~。

結局自分たちのコンテンツ保護を未だに真剣に考えていて、そのためにパートナー契約を
結んで不正コンテンツの締め出しを本格化するって・・・。まぁ、できるところまでやりたいなら
やればいいと思うんだけど、これだけインフラとして環境が整っちゃっているんだから、
結構難しいと思うんだけどなぁ、規制の方向でパワーを使っても。

個人的に期待していたのは、そのへんをもう割り切ってしまって、コンテンツホルダーにしか
できない斬新なコンテンツをうまくネットメディアと従来のマス媒体のTVとで使い分ける
賢いコラボレーションの図式だったんだけど・・・。

やっぱりまだまだ旧態の利権のうまみを捨てきれないTV局にはできない発想なのかな。
うーん、今回は肩透かしをくらいました。

ネットとテレビの関係は着々と進歩する

これまでにも新しいニュースリリースやレポートを目にするたびにエントリーしている
ネットとテレビの関係について。

家でもモバイルでも使えるDIGA–パナソニックの家電ネットワーク戦略とは

家庭内ネットワークもどんどん構築が簡単になって普及していく中で
テレビの役割はまさしく家庭内オールラウンドモニター機器のような様相。
数年前、家庭内ユビキタスネットワークの構築を一部のネットワークに強い人が
自宅で実践して、LANをあらゆる家電機器と結んで便利な状態を作り上げてた
のがニュースになっていたのを思い出すけど、今後はそこまでマニアックな
ネットワークではないにしても、ごく普通に、特別複雑な設定やそのスキルなんかも
必要なく、つながると便利な家電がどんどんネットワークでつながっていくんだろう。

このパナソニックのDIGA開発におけるメーカー開発陣の危機感はもっともな
ことで、コレだけブロードバンドのネット環境が整った国では、ネットとTVの
境界線がどんどんあいまいになっていくと思う。
そんな中でいち早くそれに対応すべく技術開発を続けているのはやっぱり
売れている商品を世に出す開発チームのすごさなんだなぁと感心しましたです。
何でもできるがゆえにそれぞれの機能が悪く言えば中途半端なパソコンと違って、
専業機器のAV家電をはじめとする、様々な家電商品が、それぞれの良さを
最大限に発揮しながらパソコンのようにひとつにまとまって(つながって)使えたら、
そりゃその方が良いものになるに決まっている。
パソコンとの棲み分けをしっかり意識した戦略で商品開発を進める先見性は
さすがだなぁ。

と、テレビを取り巻くネット環境の進歩は、当のテレビコンテンツの製作元、
テレビ局だけを取り残してどんどんと先へ先へと進んでいるみたいだなぁ。
何度も何度も恐縮ですが、でもほんとにTV局は今のままだとヤバイんぢゃないですか?

≪過去の関連エントリーです≫

やっぱりこうなるネットとTV

テレビの未来

ネットの動画コンテンツ→TVへ

同じようなことをやっぱり言ってるなぁ(笑)