アトランティス

「Google Earth」でアトランティスらしき海底の模様を見つけたとか。

伝えられているところによれば、英国のある航空技師が、
海底地形に対応した新版「Google Earth 5.0」を利用していたところ、
アフリカ沖に奇妙な模様を見つけたという。カナリア諸島の西に
約600マイル(約965.6km)ほどのところに碁盤目状の街路跡らしきものがある
英国の通信社であるPress Associationはウェールズほどの大きさだと伝えている。

こんなものまで見えちゃう「Google Earth」もすごいが、膨大な海から
「奇妙な模様」を見つけ出しちゃった人もすごくないですか?(笑)

ともかく、この英国人は、Google Earthで海底をしらみつぶしに調べ、
自分の発見を速やかに公表したというわけだ。この話を最初に報じたのは、
The Telegraphのようで、北緯31度15分15.53秒、西経24度15分30.53秒
という正確な座標まで掲載している。

「しらみつぶし」って(笑)、すげーよ。
誰か海洋調査に出かけないかな。オリハルコンなんかも見つかるかも。

「この英国人」さん、次はムー大陸をぜひ見つけてください(笑)。

2008年日本の広告費

「ネット広告続伸、総広告費は5年ぶりに減少–電通発表「2008年日本の広告費」」より

広告費を見れば景気がわかる、ということで
2008年は前年の7兆の大台から3,000億超の落ち込み。
広告費は大型スポーツイベントのある年は伸びるのが普通。
去年はまさにオリンピックイヤーにあたっていた。
上半期はそこそこ良い感じだったのが、例の秋以降の動きで
それをも吹き飛ばす大きな落ち込みになったようだ。

特に新聞が厳しそう。インターネットの普及が進めば進むほど
ニュースメディアとしての新聞が追い込まれる感じ。
ニュースソースはたぶん一番新聞社が押さえているはず、
だと思うので、ネットとのうまいコラボレーションを真剣に
考えていかないと、アメリカの新聞社のようにそのうち
ひとつまたひとつと破綻していくんじゃないだろうか・・・。

インターネット広告も数字上は伸びているけど、
ずいぶんと後半は失速した感じ。
伸び代部分もかなり携帯に拠るところが大きい。
それでもメディアとしてはまだまだ新しいコンテンツや
仕組みが開発される余地を残しているだけに
当分は右肩上がりで行きそうな感じかな。

今年もこの調子だと広告費は前年割れかなぁ。
あと1年、2年はグッとガマンのしどころか。

セカイカメラ

「iPhoneアプリ「セカイカメラ」近日リリース ~ 」より

すごいんだかどうなんだか・・・でも発想はすごい。
去年の秋にプレゼンされたときから、今回は実際に
商品リリース間近とのことでのデモらしい。

簡単なイメージとしては、携帯端末で「セカイカメラ」を
起動させて、例えばショップなどで商品を覗くと、
その商品に対する他のユーザーの感想や思いなどの
口コミ情報がワーッと見ることができる、または
メーカーからの商品詳細情報を確認できる、
というようなイメージだろうか。

美術館や博物館で、作品に対する専門家や一般の人の
解説、感想を共有する使い方なんかを提案している
エントリーもあったように思う。

セカイカメラ機能を搭載した端末がかなり普及すれば
面白いかもしれない。
現状はiPhoneと、今後増えるだろうアンドロイド端末に
対応するらしいのでどのように受け入れられるのか楽しみ。

でも、「i-mode」が普及して以降の電車の中の光景が
ガラッと変わったように「セカイカメラ」がある程度普及したら
街中で携帯端末を手に覗き込みながらウロウロしている人
ばっかりになるんだろうか。・・・なんだかきしょく悪い光景だなぁ。

それと不特定多数のタギングとなると、日本のネット社会に
ありがちな陰湿な後ろ向きタグなんかが集中して、
炎上ならぬ販売中止やサービス中止に追い込まれるような
ケースが出てきたりして。

そのあたりをどうコントロールする仕組みなのかは
わからないけど、良いベクトルで「共有」文化が
成長すると面白そうだ。