印刷データ入稿

ここのところ紙媒体(チラシ、リーフレット)のデザインワークを
多く手がけている。
久しぶりにアドビのPhotoshopやIllustratorを使っての作業を
こなしているが、しばらくやっていないと結構忘れてること多いなぁ(笑)。
意外と時間がかかって苦戦中、といった状況。

しかし、ここのところの印刷料金の安さはどうだろう。
「えーっ!」というような値段で発注できてしまうんだけど、
ホントに印刷業界って、昔(10年くらい前)もそんなに
おいしい業界ではなかったけど、ここのところは
「これはイジメか?」(笑)と思うくらいに何だか
随分たたかれている業界だなぁ、という印象が強い。

そもそも、どうしてデザイナー仕事をまた手がけて
いるのかと言うと、これも印刷屋さんが破格の料金を
出すからだと思うけど、デザイン費込みでこのくらいの金額…
みたいな激安相場観が定着してて、それ以上の予算を出して
例えばしっかりしたデザイン事務所をかませてクオリティの高い
販促ツールを製作する、という意識が周りからなくなっているから。
デザイン費込みで受注してくれるところへ何度か発注をしているけど、
やっぱりそこはそれ…という感じで中々満足のいくモノにならない。
というところで、「じゃぁ、自分でやっちゃえ」みたいなノリで手がけている。

でも、費用対効果を考えるといつまでもデザイナー業務をやっている
訳には行かなくて、ある程度ディレクションを明確に伝えられる程度に
いくつか作ったら、後は若手の優秀なデザイナーさんへバトンを
渡して、もっとプロジェクト全体のプロデュース的な業務へ自分自身を
シフトさせていかないと、時給換算で割に合わない高額な
デザイナーさんになってしまう(笑)。
元々デザインワークはキライではないので、楽しんでやってるけど、
「早く次のステップへ」と気ばかりが焦っている今日この頃。

でも、印刷データの入稿なんかも昔に比べたら雲泥の差で
楽チンになったもんだ。
ネット経由でサーバへ上げて、印刷屋さんにダウンロードして
もらうだけでOKなんて、一昔前のナローバンド時代には
とうてい考えられない手軽さ。

MOに落とし込んで印刷屋さんまでバイク便飛ばして…
って時代が懐かしいなぁ。

テレビの未来

1月19日のエントリーで触れたネット動画→TVについて

CNETでも識者による対談イベントの模様が伝えられている。

「久夛良木健氏と麻倉怜士氏が描く、テレビの未来とは」より

間違いなくTVは「ブラウザ」になる日が来るんだろう。
ここで展開されている議論の内容は全然SFでも何でもなく
そう遠くない未来に十分に実現可能な内容だ。

文化としてのTVという位置づけで見ると、その可能性の
大きさにワクワクするものを感じるけど、元々広告の世界を
かじってきている人間としては今の巨大なTV広告の予算パイを
次はどこの会社がどんな新しい手法でもって切り崩しにかかるのか、
そっちの方が興味津々。

この手の世界は進歩が早いだけに、あれよあれよという間に
既成概念を大きく打ち破る仕組みや収益のスキームなんかが
出てくるようになると思う。
既成の仕組みにあぐらをかいてきたTV局や新聞社といった
ところがどんな手を打ってくるのか、というかこのままだと
間違いなく尻すぼみの「過去のメディア」になること必須なので
かなり危機感もって手を打たないとまずいことになると思うよ。
ほんとに。

九州でのお祝い

20日、21日と母親の古希祝いで福岡へ。
お祝いの席は魚料理がおいしい民宿の「磯の屋」さん。

「磯の屋」さんのWEBサイト

海辺に立つ民宿で、新鮮な玄界灘の海の幸満載の
食事もできる。

磯の屋さんの海の幸
磯の屋さんの海の幸

コース料理で、ボリューム満点。海の幸満載コース。
鯛とハマチの造り(ハマチが都会ではありえないプリプリ)、
茶碗蒸し、野菜と魚の炊き合わせに始まって、
伊勢海老の活け造り、ヒラメの活け造り(エンガワカラ揚げ付き)、
イかの活け造りの活け造り3発。
イカは活け造りの後にゲソを塩焼きにしてくれる。
その後も天麩羅、ホイル焼き、(活け造りで使った)伊勢海老のお味噌汁、
デザートなどなど、どんどん出てくる。

もう食べ切れません、飲みきれません…。
地元の漁師さんから直接魚が入ってくるらしく、
大阪ではまず口にすることができないぷりっぷりのお魚たち。
めちゃくちゃ堪能してきました。

個室から見える海と夕日
個室から見える海と夕日

もう入らん…と一息入れたところで、海に面した個室の窓からは
玄界灘の海に夕日が静かに沈むところが一望できる。
いやー、値段はあのボリュームと質にしては信じられないくらい安いし
超満足の一夜だった。

会食後は実家で夜中の2時過ぎまで、久々に一家揃ったところで
積もる話と昔話に花を咲かせて楽しいひとときを過ごした。

また次の長寿のお祝いができるよう、両親にはいつまでも
元気で健在でいて欲しいと改めて思った。
親にはいつまでも感謝の気持ちを忘れずに、これからも
できる限りの親孝行をせにゃならんなぁ。うん。