ますます加熱するブラウザ市場

「ブラウザ戦争の主戦場はJavaScript–ウェブアプリケーションに注目する各社」より

これまでにも何度かエントリーで触れているWEBブラウザ。
マイクロソフトが満を持して「IE8」を投入してきた。
上記の記事ではJavaScriptに関しての各社のしのぎあいについて
詳しくレポートされているけど、体感で動作が重い軽いと感じる部分と
対応しているしていないの違いでJavaScriptのウエイトは高いと思う。

今回の「IE8」はこのへんに相当の自信を持ってマイクロソフトも
リリースをしているようだけど、実際どの程度体感で違いを感じられるか…。
今現状ではやっぱりGoogleのChromeに一日の長があるように感じるが、
この後まもなくFireFox3.5のリリースも予定されているみたいで、
まだまだ各陣営ともにデットヒートは続きそうな予感。

ユーザーの立場からすると良くなる分にはどんどん競ってください、
という心境だけど、どうにもマイクロソフトは最終的に自分のところで
全てを取り込んでしまおう…という意図が見え隠れしてしまうのは
これまでの同社の企業イメージからの邪推だろうか(笑)。

古くはhtmlに始まり、最近まではCSSの解釈などが、どうも業界標準を
考慮しないというか、WindowsがインストールされたPCを使うんなら
こっちを標準と考えよ、的な強気な開発が続いていただけに、
今回はかなり業界標準に近づいたといわれているけども、いまだに
信用が置けないなぁ(笑)。
とりあえず仕事柄どちらのブラウザも使わざるを得ないので、
じっくりと比較してみよう。

やったね!WBC日本優勝!!

いやー、手に汗握りました。
すばらしい試合。韓国も強かった。

あれだけ不調だったチームリーダー「イチロー」が
最後に試合を決める2点タイムリーを打つなんて、
何だかできすぎのドラマを見ているようだった。

ここのところあんまり明るい話題がない中でのこの快挙。
久しぶりに感動しましたです。はい。

WEBデザインの重要度

これはBowman氏の考えに「うん、うん」と大きくうなづく
デザイナーがいっぱいいるんじゃないだろうか。

「グーグルのビジュアルデザイン責任者が退職–データ中心主義に嫌気」より

紙などのデザインと異なり、WEBの場合はいろいろと制約があって
まずサーバへの負荷の問題とか、WEBサイトの設計の観点からの
ユーザビリティやアクセシビリティなどなど、データが比較的簡単に
揃ってしまうがためにデザイナーへの制約や圧力が高くなりがち。

でも、基本的なインターフェースなどが大きく逸脱していない場合、
デザイナーの感性やセンスによる「デザイン力」はとても重要だと思う。

システム担当者やサーバ管理担当者などと、どうしても譲れない部分で
よく衝突もしたし、なかなかストレスのたまる部分ではありますなぁ。
結局データが最後にはものを言うので、感性で生きている人種には
棲みにくい世界がWEBデザインの世界かも知れない。

デザイナーは芸術家ではないので、ある程度商業的な制約の中で
クリエイティブな仕事をしないといけないとは思うけど、WEBの世界は
なんだか世知辛いイメージが強いです。はい。