Windowsはやっぱりグダグダ

今現在メインで使ってるMacBookAir(以降MBAとします)が
SSDドライヴで動いてることもあって、それと比較すると
自宅に置いてるHDD搭載のMacBookPro(以降MBPとします)の
動作が緩慢すぎ!ってことで、今回思い切ってMBPをSSDに換装しちゃった。

うちでは「MacOSX Lion」と、Bootcampを使っての「Windows7 Pro」を
MBAとMBPのどっちにも入れてある。
今回はSerial ATAのディスクドライヴを入れ替えるのを良い機会に
MBPをぜーんぶリセットしてOSもぜーんぶ再インストールしちゃおう♪
ってことで作業を始めたんだけど…Windowsってほんとに
イケてないね…というのを改めて感じたので覚えでエントリーです。

ちょっと前までSSDのドライブは高くてなかなか手が出なかったけど
随分と価格もこなれてきて、今はまさに「買い!」って感じ。
※円安が続くと高くなっちゃうかも知れないしね(笑)

うちのMBPは「Mid 2010」のモデルで、2010年の9月に購入したもの。
スペックは以下のとおりで、当時は相当イケてるマシンだった。
CPU:2.4GHz Intel Core 2 Duo
メモリ:8GB 1066MHz DDR3 SDRAM – 2x4GB
HDD:250GB Serial ATA Drive @ 5400 rpm

で、この250GBのHDDがHDDの上に5400rpmってことで
「ボトルネックやなぁ…」と常々思ってたところ。
ココが改善できればマシンスペック的にはまだまだ十分現役クラスだ。

今回チョイスしたSSDは
Samsung SSD840 250GB MZ-7TD250K/IT

でもって、取り外したHDDを外付けHDDとして使うために
以下のケースも一緒に購入。
2.5インチSATA-HDD専用ケース

ドライブの換装作業自体は超カンタン。
今回購入したSamsung SSD840は、MBPに元々積んであるHDDと
同じサイズなので、MBPの裏をパカッと開けてそっくり入れ替えるだけ。
ほんとにあっという間なんだけど、今回はその後がタイヘンだった。

タイヘンってのが、本来の換装作業や本来のOSのMac環境なら
いや~それはそれは苦労しました!ってなことで
素敵なブログネタにでもなりそうなんだけど(笑)
これがまた外様の(笑)Windowsにしてやられたと来たもんですよ。

SSDを無事換装し終わって、まずはMacOS側から再インストール。
当時のOS、MacOSX SnowLeopardをDVDドライヴからインストール。
ほんの数十分ほどで難なくインストール完了。
で、アップルの良いところはここから。外付けのバックアップドライヴに
バックアップアプリのタイムマシンを使って環境ごとぜーんぶ
バックアップ取ってあるので、ホントはこれを使えばアプリケーションも
何もかもが「あっ」と言う間に元通りになる。シュテキ♪
でも今回はちょっと訳あって全てのアプリケーションを
もう一度最初から入れ直そうと言うことで、タイムマシンを使わずに
イチから作業したんだけど、それでも楽チンなんだよね。
OSをMacOSX Lion にアップグレードするのも、別途購入した他のソフトも
AppStoreにサインインして繋いだら、購入履歴からオンラインで
あっという間に作業完了しちゃう。ホンット便利で良く出来てる。
別途ドライヴからインストールが必要だったのは、
これからこき下ろす(笑)かのMicrosoft社のMac用Office2011のみ。

こうして拍子抜けするくらい簡単にMac側の環境が整って、
Bootcampを使ってWindows7 Proのインストールと環境設定に
移ったんだけど、ま~~~あ、時間のかかること、かかること。
何が時間がかかるってWin7のインストールが完了したあとの
「更新ファイル」のダウンロードとインストールですよ。
200件近い更新ファイルって…何ソレ?

普段はシャットダウン時なんかにコツコツ更新してくれてるみたいだけど
こうしてまとまると、とてつもない数の更新がされてるのね。
Windowsの宿命のセキュリティ関係の更新が大半なんだろうけど、
どんだけ不完全な状態で売り出してんだか、って思われますぜ。

半ばぐったりで何度も再起動しながら延々と続くこの作業を眺めて
「ほんまグダグダやなぁ…」と何度もため息ついてました。
この後もWindows環境は一事が万事この調子なんだよね。
セキュリティソフトを入れたら、これまた定義ファイルの膨大な更新。
Officeソフトを入れたら、Officeの膨大な更新ファイル…。

未だにWindowsでしか動作しない化石のようなアプリケーションとか、
こっちの方がホントどうにかして欲しいんだけど、
IE上でしか動作しない化石のようなWEBサイトとか、
仕事上インストールせざるを得ないんだけどね…。
Windowsベースのアプリケーションは、まぁ仕方ないとしても
IEでしか動かんWEBサイトってどうにかならんもんかね。ホントに。

Windowsしか使ってなかったときは「こんなものか」って思ってたけど、
Macと並べちゃうと「いや、やっぱこれはグダグダ」って感じる。

プライベートだとこのグダグダ君、ホンマにもう要らんわ。

Apple Support はネ申だ!

解決したらすぐにでもアップしておこうと思ってたMBA(MacBook air)の修理の件。
お義父さんの突然の他界で遅くなったんだけど、9月29日には
無事に修理完了して手元に戻ってきてて、このエントリーもそのMBAにて書き込みちう。

7月に購入したばかりのMBAがいきなりトラブったのは9月26日の月曜日。
早朝いつものように自宅で「出勤前のひと仕事」と立ち上げたときは、いつもどおりに
普通に立ち上がってくれて、バックアップも含めた必要な日課作業は全て問題なく完了。
その後、MBAを稼働させたままで出勤準備やなんかをして「さてさてツイッターでも…」と
マウスに手をかけたらポインターが動かない。
マウスをつないでいたUSBポートが認識されなくなってて、マウスが使えない。
「あれ?おかしいなぁ」と思って再起動させたら、そこから二度と立ち上がらなくなった。
電源を入れてもグレースクリーンのまま。
どうやらSMC(windowマシンで言うBIOSみたいなもの)すら動作していない雰囲気。
SMCのリセットコマンドの「shift」「control」「option」キーを押しながら
電源ボタンを数秒押し続けた後に、改めて電源投入するも同じくグレーアウト状態。
SMCが動かないのでブートローダーまで行きつけないとは思いつつも念のために
リカバリーコマンド「command」「r」キーを押しながら電源投入してみるもやはりダメ。

MBA
グレーアウト。いつものリンゴマークも?マークすらない

この状態になるとユーザーサイドではもうお手上げですな。

出勤の時間が迫っていたのでMBAを持ってそのまま出勤。
職場に着いて、別のwindowsマシンからApple Supportのサイトへ。
Express LaneからMBAを選択「起動または電源」にチェックを入れて
「ハードウェア製品のシリアル番号」を入力、アップルidでログインをして
「今すぐ問い合わせをしたい」の項目でこちらの携帯番号を入力して申し込むと
間髪入れずにサポート担当者から携帯に電話が入る。

これってすごく良いシステムだよね。

よくあるどこかのサポートみたいに、わざわざこっちから電話をかけて、その上さらに
担当者が空くまでただひたすら聞きたくもない繰り返しの保留ガイダンスを聞かされる、
なんてのにすっかり慣らされてるもんだから何だかすごく感動ものだ(笑)。

いやぁ、Apple Support は、ネ申!!ですな。

今回電話口で対応してくれたのは、ウエハラさんという男性スタッフ。
これまた昔々よくお世話になった「日本語ちゃんと通じてるんかいな?」と不安になる
東南アジア系のスタッフが対応するどこかのサポートと違って安心して話ができてGOOD!
状況を手短に説明すると、先にこちらで確認したことを改めて作業依頼される。
まずはSMCのリセット、そしてリカバリーコマンドでの起動。
もちろんどちらもダメなわけで、ハードウェア系のトラブルとの判断。
きわめて妥当で素早い判断です。◎(二重丸)。
修理担当のAppleCareで預かることになるとのことで、電話口でそのまますぐに宅配業者の
集荷の手配を完了してくれた。これまた素早い。ここまで電話での会話時間は
おおよそ10分程度だったかな?なんて素晴らしいんだろう。しかも、早いんだけど
決して事務的ではなく、とても丁寧な電話応対をしてくださった。

さすが! Apple Support は、ネ申!!ですな。

翌日、27日の火曜日午後一番でヤマトさんが集荷に来てくれる。
荷物の配送状況はヤマトさんの「荷物お問い合わせシステム」でWEB上から逐次確認できて、
28日水曜日の午前中にAppleCareに到着していることを確認。
AppleCareでの修理の進行状態も「修理状況」の確認WEBサイトでリアルタイムで確認可能。
当初電話で対応してくれたウエハラさんによると1週間前後のお預かりになる…ってこと
だったので、ヤマトさんのサイトでAppleCareに無事荷物が着いたことと、
「修理状況」サイトでステータスが「リペアセンターで受領」に変わったところまで確認して、
「まぁ2、3日してからまた確認してみよう」くらいに思ってたんだけど、なんと!
翌日の29日木曜日の午前中にヤマト便で「いとしの」MBAが帰ってきたからビックリ!!
「え?!なに?なんか問題でもあって返送されてきたの?」って一瞬疑ったくらい驚いた。
「修理状況」サイトでステータスを確認したら、MBAが着いた28日中になんと修理が完了、
その日のうちに出荷されていたから、そのあまりの素早さに嬉しいやら呆れるやら(笑)。

ホント Apple Support は、ネ申!!

帰ってきたMBAに同封されていた修理報告書によると、ロジックボードがイカれていたらしく
交換したとのことだった。
MBAはその筐体の薄さ・デザイン性から、パーツは極限まで簡素化されてるから、
液晶は別にして、本体の中ってキーボードとバッテリーとディスクドライブ以外は
ほとんどがロジックボードにオンボード状態で集約されてるみたい。
なのでロジックボードを交換…ということは具体的にその中のどのパーツがダメに
なってたのかははっきりわからない、というか、AppleCareとしてはわかる必要もなければ、
わかるまで調べる手間自体が無駄、という判断なんでしょうかね。
今回、感動するほど修理が早かったんだけど、要するに液晶とディスクドライブと
バッテリー以外で、ハードウェアの問題で動かなくなっている場合には、ほとんどのパーツが
集約されてるロジックボードを「そっくり入れ替えましょう」っていう決め事になってれば
無駄に時間かけてあれこれ調べる必要もないわけで「そりゃ早いわな」と。
MBAの修理関係でいろいろググッて見ると、ロジックボードを交換したっていう人が
結構たくさんいたので、そうなのかな?と邪推してみただけなんだけどね。
もしこの「邪推」が正解なら、こんなところでもアップルという会社の考える事は
頭ひとつ飛び抜けてるなぁ…とつくづく感心といったところでしょうか。

もちろん保証期間内なので修理は無償。ディスクドライブの不具合ならデータが全部
リセットされることも覚悟してたんだけど、ロジックボードの交換だけだったので
動かなくなる前と全く同じ環境ですぐに使うことができて、これまたラッキーだった。
ということで、わずかに足掛け3日、実時間にすると丸2日程度で戻ってきて、
まるで何事もなかったかのようにこれまで通りにキビキビと動いてくれてます。
こうしてエントリーして記録に残してでもおかないと、修理に出したことすら
忘れてしまいそうなくらいのあっけなさでしたとさ。

改めて、ホント Apple Support は、ネ申!!

report
修理報告書。一日で修理・出荷されてる。

 

clear folder
リンゴマークのクリアフォルダに入って来た

P.S. 今回のMBA緊急入院で、とりあえず代替機としてMacBook Proを引っ張り出して
3日ほど使うことになったんだけど、HDDとSSDの「差」をまざまざと感じることになりました。
Proも昨年の夏モデルで、しかもメモリーを8GB積んでるので、相当イケてるマシンなんですよ。
なのにその動作のモタモタ感たるや正直「耐えられないレベル」でした。
特にOSの起動時と各アプリケーションの起動自体と起動直後のファイル読み込み動作に
相当なそーとーなソートーな差がありますねぇ。もうHDDマシンには戻れません(笑)。

1台のair内mac↔winのメーラー&ブラウザ共有

メーラーもブラウザも、mozillaさんの優れものを愛用してますです。
それぞれ言わずと知れた「thunderbird」と「firefox」。俗に言う雷鳥と火狐ですな。
オープンソースプロジェクトで開発されているので、常に一定のスパンで機能追加など
アップデートがかかるし、アドオンもオープンソースの強みで色んな人が次々と
便利なのを開発→公開されているので便利なことこの上ない。

さらに、雷鳥も火狐もprofilesというフォルダ(ディレクトリ)の中に設定からデータから
ぜ〜んぶぶっこんでくれているので、バックアップも復元もデータの移行もラクちん楽チン。

この便利さを活用して、以前、自宅と職場のデスクトップをUSBメモリー1本で同期とっちゃう
環境を作ったこともあって、そのときのことも防備録的にエントリーしてたのでリンクはっとく。

「Thunderbird」を使ったメール環境構築

上記エントリーでも触れてるんだけど、メールの共有は本来はクラウドを使ってgmailとかで
共有すればこんなややこしい設定なんか必要ないんだけど、管理しているメールアカウントが
10個くらいあって、それぞれフィルタリングもガンガン使いまくっているのでかえって面倒。
ブラウザはgoogle chrome でも同じようにprofilesにまとまってるので良いんだけど、
まぁ、メーラーもmozillaさんだし合わせておこうか…ということで。

ということで今回のair君でmac↔winどちらからでも同じメール&ブラウザデータを使おう!
と思ったら要はこのprofilesフォルダ(ディレクトリ)をどちらのOSからでも使えるように
共有してあげればOK牧場!ということです。
MacBook Pro ではfat32フォーマットの共有パーテーション切って
mac↔winどちらからでも同じメール&ブラウザデータを便利に使っていたものを、
今回のair君では同じ環境が作れない…ということで考える事しばし。
!ならばmacのHFS+領域か、はたまたwin用のNTFS領域のどちらかをそれぞれのOSから
読み書きできるように設定できれば良いではないですか。
ということで色々調べてみたら、どうやらmacのHFS+領域をwin側から読み書きさせるのは
結構ハードルが高そう…。win用のNTFS領域をmacから読み書きさせるのは何とかなりそうだな。
結論。windows7のBOOTCAMP領域内に雷鳥と火狐のprofilesを置いて共有させることにしる!

以下のサイトに詳しく紹介されてるのでカンタンに環境は出来上がり。

Mac OS Xから、NTFSのWindowsのボリュームに書き込みができるようにする方法

あとは、macOSX Lion、windows7pro64bit それぞれでインストールを済ませた
雷鳥と火狐のprofiles.iniファイルをテキストエディターで開いて、
IsRelative=0 ←相対パスを絶対パスに変更
Path=xxxxxxx ←profilesを置いた場所までの絶対パスを書き込む
以上の作業をしてやればでっきあがりーっ!キャーゞ(^o^ゝ)≡(/^ー^)/”””パチパチ

お陰さまでどちらのOS起動時にもメーラーとブラウザの環境はおんなじで超便利。やった!

p.s. ところで今回の作業でメールデータを改めて確認したら14GBに迫るデータ量…。
我ながらよくもまぁこれだけ貯めこんだもんだ(笑)。