解決したらすぐにでもアップしておこうと思ってたMBA(MacBook air)の修理の件。
お義父さんの突然の他界で遅くなったんだけど、9月29日には
無事に修理完了して手元に戻ってきてて、このエントリーもそのMBAにて書き込みちう。
7月に購入したばかりのMBAがいきなりトラブったのは9月26日の月曜日。
早朝いつものように自宅で「出勤前のひと仕事」と立ち上げたときは、いつもどおりに
普通に立ち上がってくれて、バックアップも含めた必要な日課作業は全て問題なく完了。
その後、MBAを稼働させたままで出勤準備やなんかをして「さてさてツイッターでも…」と
マウスに手をかけたらポインターが動かない。
マウスをつないでいたUSBポートが認識されなくなってて、マウスが使えない。
「あれ?おかしいなぁ」と思って再起動させたら、そこから二度と立ち上がらなくなった。
電源を入れてもグレースクリーンのまま。
どうやらSMC(windowマシンで言うBIOSみたいなもの)すら動作していない雰囲気。
SMCのリセットコマンドの「shift」「control」「option」キーを押しながら
電源ボタンを数秒押し続けた後に、改めて電源投入するも同じくグレーアウト状態。
SMCが動かないのでブートローダーまで行きつけないとは思いつつも念のために
リカバリーコマンド「command」「r」キーを押しながら電源投入してみるもやはりダメ。

この状態になるとユーザーサイドではもうお手上げですな。
出勤の時間が迫っていたのでMBAを持ってそのまま出勤。
職場に着いて、別のwindowsマシンからApple Supportのサイトへ。
Express LaneからMBAを選択「起動または電源」にチェックを入れて
「ハードウェア製品のシリアル番号」を入力、アップルidでログインをして
「今すぐ問い合わせをしたい」の項目でこちらの携帯番号を入力して申し込むと
間髪入れずにサポート担当者から携帯に電話が入る。
これってすごく良いシステムだよね。
よくあるどこかのサポートみたいに、わざわざこっちから電話をかけて、その上さらに
担当者が空くまでただひたすら聞きたくもない繰り返しの保留ガイダンスを聞かされる、
なんてのにすっかり慣らされてるもんだから何だかすごく感動ものだ(笑)。
いやぁ、Apple Support は、ネ申!!ですな。
今回電話口で対応してくれたのは、ウエハラさんという男性スタッフ。
これまた昔々よくお世話になった「日本語ちゃんと通じてるんかいな?」と不安になる
東南アジア系のスタッフが対応するどこかのサポートと違って安心して話ができてGOOD!
状況を手短に説明すると、先にこちらで確認したことを改めて作業依頼される。
まずはSMCのリセット、そしてリカバリーコマンドでの起動。
もちろんどちらもダメなわけで、ハードウェア系のトラブルとの判断。
きわめて妥当で素早い判断です。◎(二重丸)。
修理担当のAppleCareで預かることになるとのことで、電話口でそのまますぐに宅配業者の
集荷の手配を完了してくれた。これまた素早い。ここまで電話での会話時間は
おおよそ10分程度だったかな?なんて素晴らしいんだろう。しかも、早いんだけど
決して事務的ではなく、とても丁寧な電話応対をしてくださった。
さすが! Apple Support は、ネ申!!ですな。
翌日、27日の火曜日午後一番でヤマトさんが集荷に来てくれる。
荷物の配送状況はヤマトさんの「荷物お問い合わせシステム」でWEB上から逐次確認できて、
28日水曜日の午前中にAppleCareに到着していることを確認。
AppleCareでの修理の進行状態も「修理状況」の確認WEBサイトでリアルタイムで確認可能。
当初電話で対応してくれたウエハラさんによると1週間前後のお預かりになる…ってこと
だったので、ヤマトさんのサイトでAppleCareに無事荷物が着いたことと、
「修理状況」サイトでステータスが「リペアセンターで受領」に変わったところまで確認して、
「まぁ2、3日してからまた確認してみよう」くらいに思ってたんだけど、なんと!
翌日の29日木曜日の午前中にヤマト便で「いとしの」MBAが帰ってきたからビックリ!!
「え?!なに?なんか問題でもあって返送されてきたの?」って一瞬疑ったくらい驚いた。
「修理状況」サイトでステータスを確認したら、MBAが着いた28日中になんと修理が完了、
その日のうちに出荷されていたから、そのあまりの素早さに嬉しいやら呆れるやら(笑)。
ホント Apple Support は、ネ申!!
帰ってきたMBAに同封されていた修理報告書によると、ロジックボードがイカれていたらしく
交換したとのことだった。
MBAはその筐体の薄さ・デザイン性から、パーツは極限まで簡素化されてるから、
液晶は別にして、本体の中ってキーボードとバッテリーとディスクドライブ以外は
ほとんどがロジックボードにオンボード状態で集約されてるみたい。
なのでロジックボードを交換…ということは具体的にその中のどのパーツがダメに
なってたのかははっきりわからない、というか、AppleCareとしてはわかる必要もなければ、
わかるまで調べる手間自体が無駄、という判断なんでしょうかね。
今回、感動するほど修理が早かったんだけど、要するに液晶とディスクドライブと
バッテリー以外で、ハードウェアの問題で動かなくなっている場合には、ほとんどのパーツが
集約されてるロジックボードを「そっくり入れ替えましょう」っていう決め事になってれば
無駄に時間かけてあれこれ調べる必要もないわけで「そりゃ早いわな」と。
MBAの修理関係でいろいろググッて見ると、ロジックボードを交換したっていう人が
結構たくさんいたので、そうなのかな?と邪推してみただけなんだけどね。
もしこの「邪推」が正解なら、こんなところでもアップルという会社の考える事は
頭ひとつ飛び抜けてるなぁ…とつくづく感心といったところでしょうか。
もちろん保証期間内なので修理は無償。ディスクドライブの不具合ならデータが全部
リセットされることも覚悟してたんだけど、ロジックボードの交換だけだったので
動かなくなる前と全く同じ環境ですぐに使うことができて、これまたラッキーだった。
ということで、わずかに足掛け3日、実時間にすると丸2日程度で戻ってきて、
まるで何事もなかったかのようにこれまで通りにキビキビと動いてくれてます。
こうしてエントリーして記録に残してでもおかないと、修理に出したことすら
忘れてしまいそうなくらいのあっけなさでしたとさ。
改めて、ホント Apple Support は、ネ申!!


P.S. 今回のMBA緊急入院で、とりあえず代替機としてMacBook Proを引っ張り出して
3日ほど使うことになったんだけど、HDDとSSDの「差」をまざまざと感じることになりました。
Proも昨年の夏モデルで、しかもメモリーを8GB積んでるので、相当イケてるマシンなんですよ。
なのにその動作のモタモタ感たるや正直「耐えられないレベル」でした。
特にOSの起動時と各アプリケーションの起動自体と起動直後のファイル読み込み動作に
相当なそーとーなソートーな差がありますねぇ。もうHDDマシンには戻れません(笑)。