メールはしばらく生き残る…と思う。

Twitterのリアルタイムは便利だが:それでもメールは生き残る

このコラムでも触れられているように、メールの非同期性と、ここで引き合いにされる
Twitterなど新興サービスのリアルタイム性とは、どちらかがどちらかを「追う」という
関係ではないように思うけど。
どちらもそれぞれの長所があるわけで、確かにインターネットを介した「コミュニケーションの場」
としては「電子メールが主役の座を追われる」のかも知れないけれど、廃れてしまって
使う人がいなくなる…という状況はちょっと考えにくい。

常時接続状態でのコミュニケーションって、確かに早いし便利なんだろうけど、
なんだか四六時中ごったごたのパーティー会場の中を歩き回っている感じがするなぁ。
常に気を張って周りの会話にも注意を払いつつ、視野に入った知り合いに挨拶しながら
色んなアンテナをビンビンに張りつめて飲んだり食べたり…と、忙しいことこの上ない感じ(笑)。
「さぁ、楽しむぞー!」と気合を入れて2時間だけ集中ってことなら良いんだけど、
これが常態化した状況はいやだなぁ。

やっぱりゆっくりと自分のペースを乱されることなく、好きなときに書いたり読んだり、
できるメールと、Twitterなどとは、用途が全く違うコミュニケーション手段だと思うので、
メールはきっと生き残るんだろうと思う。

今でさえ10年前と比べるとどこにいても携帯で追い回されたり、気が付くと大量の未読メールが
貯まっていたりと、随分とせっかちな世の中になったと思うのに、これ以上もういいでしょ(笑)。

月に一度のTV収録

一昨日、毎月のTV収録があった。以前にも一度エントリーしているけど、
今の会社が番組スポンサーをしている関係で番組内の審査員、そしてスポンサー枠の
1コーナーのMCなどで出演をしているもの。

[以前のエントリー]
TV収録

もうかれこれ半年くらいの出演になるので、随分と手馴れたものになっては来ているんだけど(笑)、
今回は4回分の収録中、2回分が出演割り当てだったのでいつもより疲労感が大きかった。

審査員での出演はそのときそのときで感じたことをうまくコメントにまとめてお話するだけなので
結構リラックスできて純粋に楽しみながら出演できるんだけど、疲れるのはスポンサー枠のMC。

このコーナーは、とある芸人さん(スミマセンまだ伏せた状態で(^^; 「師匠」と呼ばれる年配の方です)
との絡みで、スポンサー情報を「お得情報」のように紹介するコーナー。
原稿も自分で2回分作って、それを覚えて、師匠と軽く合わせをして、リハ→本番となるので
それなりに緊張感があってテンション高めのところで維持し続けないといけないから結構疲れる。

元々、宣伝や広報といった関係の仕事が本職だったので、この手の原稿を「まとめる」こと自体は
さほど苦にならないし、苦手でもないんだけど、そこはやはりTVというメディアでは
仕事をしたことがなかっただけに、同じPR用の原稿ひとつにしても色々勉強になる。
ざーっと原稿(台本みたいなもんですね)を作って、師匠と合わせをする際に見ていただくんだけど、
さすがに長年TVの世界で活躍されて来られているので視点が違う。
とても的確に「TV向け」の原稿作りのコツをレクチャーしていただけて、その場でどんどんと
手直しをしてバージョンアップしていく。。
「なるほどー!」と素直に納得できてとてもわかりやすい。ホントにありがたいことです。

次回は「おっ!ええ原稿やな」と言ってもらえるように気合を入れていきまっせ!師匠!(笑)
来月もお世話になります。よろしくお願いいたします。

Twitterの携帯サイト

Twitter日本語版、新たな携帯電話サイトをオープン

これは良いです。使いやすいというか見やすい。
これまでmovatwitterを使っていたんだけど、ログイン後すぐにタイムラインに
たどり着かなかったり、ページを移動するたびに表示される広告リンクなんかが
わずらわしくて、正直あまり積極的に使う気にならなかった。

このサイトはPCのTwitterサイトをそのまんま携帯版にしてくれているような
イメージでログイン→即タイムラインというところがとても見やすい。
広告リンクも今のところPCのサイト同様ほとんど目立たないのですっきりしている。

これだったらPCの前にいないときでもふとしたことで気軽につぶやけそうな気がする。
そしてきっと今までのPCメインの環境ではTwitterをほとんど使うことがなかった
全く新しい携帯ヘビーユーザー層が一気に流入してくるんだろうなぁ。
Twitter自体の収益モデルが出来上がる前にどんどん土俵が大きくなる感じだなぁ。
収益モデルにつながる動きも少しずつ見え隠れしだしているので、この辺も気になる部分。

googleがそうだったように、気が付いたらモンスターに化けている…っていう「におい」が
ぷんぷんしてるなぁ。
Twitterって、一時鳴り物入りで日本に上陸した「セカンドライフ」の盛衰と比較されることが
よくあるんだけど、ここまできたらセカンドライフとはちと違うぞ…という気がする。

どう化けてくれるのか、楽しみに見守らせていただきます。