アップル増収増益

この大不況のさなかでも、強いところは強い。

「アップル、第1四半期決算を発表–アナリスト予測を上回る増収増益」より

業界を問わず計画の下方修正のニュースばかりが
目に付いたこの1、2ヶ月の中で、アップルは
Mac、iPod、iPhoneの3本柱全てで、ほぼ計画通りの
販売台数を達成したとのこと。

スティーブ・ジョブス氏が病気療養で長期間
経営から離れるとのことで「やや不安」感があったアップルだが、
まずは良い第一四半期のスタートが切れた、というところだろうか。

苦戦の続く小売の業界でも、しっかりしたコンセプトの良い商品を
しっかりとしたマーケティングで流通に乗せると売れるということ。
不況だろうが何だろうが消費者に必要とされる(感じさせる)商品は
売れるということですね。

ケータイ用の充電ガジェット

乾電池式だとか、車のシガーソケットタイプだとか、
携帯して持ち歩いている「ケータイ」だけに、
充電アダプターがない環境下での充電ガジェットが
次々に登場する。これ、見てるだけで結構面白い。

「フォトレポート:CESで見つけた面白ガジェットの数々」から
↑ミニ風力充電器。

記事引用:
HYwizのHYmini Wind は、 風があればどこでも発電、
充電できるミニ風力充電器だ。
HYmini Wind + Solar Chargeは、太陽発電用パネル、
充電用ハンドルなどのエコ発電グッズが収まったキットで、
米国では74.98ドルで販売中だ。
(中略)
日本ではプレアデスシステムデザインが販売代 理店となり、
同社が運営するサイトMacPerfect で、1月下旬から
8990円で販売される。

個人的には、出先でケータイの充電が切れる・・・というほどの
ヘビーユーザーではないので、あまり実用性を感じないけど
こういう小物装置って、そのアイデアにニンマリと楽しませて
もらえる。
今現在も「ソーラー電池がついた携帯充電用携帯ストラップ」
というおもわずクスッと笑ってしまったんだけど、
そんな商品が東急ハンズで売っていたりして、面白いなぁ。

実際には、ケータイにしっかりと充電できるだけのパワーを
小さなガジェットで得られる太陽光や風力では十分に
まかなうことはできないんだろうけど、場つなぎ的に
「おっ、ちょっと復活!」みたいな感じで使うのかな。
現実的なのは「充電用」ハンドル」で体力勝負が一番
計算できそう(笑)。

風力は自転車なんかに乗って使うと良さそうな気もする。

ネットの動画コンテンツ→TVへ

ネットとTVの境目がどんどんわからなくなってくる感じ。

CNET Japan の記事から

You Tube が Google 傘下となった頃から
TVでネットコンテンツを見ることがかなり現実的に
なるだろうと思っていたが、まずはゲーム機経由で。

Panasonic の VIERA は、今のところアメリカ限定で
TVのリモコンで You Tube や Picasa アルバムに
直接アクセスできる機能が付いているらしい。

これまでネットユーザーの人口ピラミッドで、
一番層が薄かった高齢者層へのネットコンテンツの
普及という点では、「TVが入り口」はかなり有効だと思う。
普通にTV番組を見ている流れで、リモコンのチャンネル
ひとつでネットコンテンツに接続できるとなると、
見ているユーザーにはそれがTV番組なのか
ネットコンテンツなのかという概念は必要なく、便利で
楽しい「TVのチャンネルが増えた」という感覚で
ネットコンテンツを自然に受け入れることができる。

You Tube でプロモーション用に各社が製作している
動画のCMコンテンツ制作料って、TVのスポットCMの
制作料と比較するとケタ外れにお安い。
ネットコンテンツがTVでフツーに視聴されるなら、
クライアント企業は格安のネットコンテンツでのCM製作に
流れて行くのだろうか・・・。

その場合、それって、インターネット広告?それともTV広告?
ネットとTVの境目がどんどんわからなくなってくる(笑)。
となると、年間2兆円強の日本のTV広告費の分野も
ネット広告が切り崩しにかかるのだろうか。
あやうし!TV広告業界!!だ。