相対的な立ち位置

組織で仕事を進めるときのお話。
どんな仕事でも大小の差はあるだろうけど
基本的には何らかの組織、ユニットで動く。
そのときに、その組織なりユニットの中での
自分の相対的なポジションの把握とその活用って
意識的に考えると結構難しかったリする。
ほとんどの人は無意識のうちに、きっと
自分のポジション、居場所を作っていると思う。

最近ふとしたきっかけでこの辺のことを自分自身で
掘り下げて考えてみた。

これ、結構意識してできる能力を持っている人って
「要領が良い」と言われる人たちなんだろうか。

振り返ってみると、人からよく「オールマイティだね」と
言われることが多いんだけど、よくよく考えると
それって結構自由にさせてもらっているときに
自分がこの中で自分の得手としていることの
どれをどう使ったら一番楽に、しかもキーマン的に
振舞えるだろう・・・的な発想で仕事をしているときに
よく聞くセリフのような気がする。
つまり「オールマイティ」なわけではなく、その仕事を
自分の得意としていることで相対的なポジションを
取ってうまく切りまわせているということ?

逆に計算が緻密な人が組織の上にいるときは、
自分の行動や活動への制限も多く、選択肢が
少ないがために中々自分の得手分野で勝負ができない。
自分の良さとか、その組織への貢献度という点で
うまく自分自身が機能していない感が強い。

うーん、何だかうまく表現できないけど、
会社組織に在籍していたときは、「上司次第」
という部分が強くて良いときとそうでないときの
「差」が大きかったように思う。
翻って今はほとんどフリーランス的な状態で
仕事をしているんだけど、そうなるとあまり「上司」的な
立場の人がいないこともあって、自然と自分が動きやすい
相対的なポジションを取っているから機能するんだろう。

これまであまり意識してそういう行動を取らなかったけど、
これからはちょっと意図的に相対的な立ち位置を意識して
仕事をしてみよう。

かえってぎこちなくなるようならすぐにやめるけど(笑)。

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