峰大介さんのクリスマスディナーショー 2011年

はい。今年もおじゃましてまいりました。
昨年の模様は以下のエントリーで詳述しております。

峰大介さんのクリスマスディナーショー

今年も仕事の都合で最初からには間に合わなかったんだけど、
食事の終盤から参戦!ショーは全部楽しんできました。

リーフレットには、午後6時から8時30分(受付午後5時半~)と
記載されていたので、昨年のディナータイムが押したことを受けての
ディナータイム1時間半、ショータイム1時間に変えたんだ!って
思ってたんだけど、いただいたチケットにはなんと、
ディナータイム午後6時~、ショータイム午後7時~となってる。
???ってことはショーが1時間半あるの?これまでにないパターンだ。
などとあれこれ考えながら、何とかショースタートの午後7時には
間に合うようにと気合を入れて、5分前くらいに会場へ。

席へ着くなりオードブルが配膳されてきたんだけど、もう時間がないので
「食事はいいです」って一旦断わっちゃってビールだけ飲んでたんです。
そしたら会場のサービスキャプテンがオードブルに魚料理、肉料理のプレートも
全部両手に乗っけてやってきて、「まだデザート、コーヒーが出せてないので
少しショースタートは遅れますから、それまでに召し上がってください」って。
あらら、やっぱり押してるんだ(笑)。ならいただけるとこまでいただきますか。
ということでオードブルからいただいたんですが、結局ショースタートは
20分以上押しの午後7時25分くらいから。
…なんだ、やっぱりディナータイムが1時間半じゃんか(笑)。

オードブルを食べ終えたところでタイミングよく熱々のスープを
持ってきていただいて、気配りに感謝しながらそのまま魚料理まで進んだんですが、
今回はオードブルもボリュームがあって、スープもクラムチャウダーで重め、
魚料理では車海老と鯛を煮込んだものがライスの上に乗ってて、一気にだーっと
食べたらここまででおなかいっぱい。メインの肉料理は残念ですが断念です。

でも、毎度のことながらホントにおいしかったです。ごちそうさまでした。

そして、いよいよショーがスタートです。
昨年同様「ホワイト・クリスマス」で会場袖の扉からご登場されての幕開け。
峰大介さん作詞作曲のオリジナル曲「オペラ座のプリマ」を挟んで、
「枯葉」「雪の降る街を~雪が降る」とポピュラーな定番が続く構成。
いいですねー。ピアノ、キーボード、チェロのシンプルなトリオ編成なので
峰さんの歌がひときわ際立つ感じでっす。

今年のリサイタルで発表された新曲「セカンド・ステージ」ももちろん
セットリストに入ってました。
ただ、この曲に関してはリズム楽器がない編成だったので、ちょっと
しんどかったかなぁ…と、個人的には感じたんです。
まぁ、今年に関しては私が耳を患ってることもあるので(笑)、実際にはもっと
スッキリと聞こえてたのかも知れませんが、私の耳には、ピアノではかなり
アクセントを付けて切ってたけれども、キーボードが少しモコモコした感じで
全体を包んじゃっててアップテンポの心地よい切れが若干損なわれてるような…
そんな風に聴こえてました。

でも、その他はこのトリオは峰さんの歌がすごく近く聞こえる感じがするので
ディナーショーのように客席と近いステージではとても良いですよね。
昨年のリサイタルで発表されたメッセージ色の強いオリジナル曲「友よ」、
峰大介さんの十八番のひとつで、珍しい父娘が題材の「パパとワルツを踊ろうよ」、
峰さんの訳詞による「愛の讃歌」、ショーエンディングの定番「今、喝采の中で」
など、どれもホント良いです。

今年もショー中に「オー・シャンゼリゼ」の途中でのプレゼントコーナーありの、
峰さんのお召し変え(?)のインストゥルメンタルありので内容の濃い時間でした。

アンコールも昨年同様に「きよしこの夜」ロングヴァージョン。峰さんがゆっくりと
会場内を歩きながらお客様数人に順にマイクを向けての全員合唱ですね。
去年のエントリーでも触れたんだけど、マイクを向けられる皆さんは、
声楽科ご出身のような張りのある声で歌われてみんな上手いんですよね。

で、今年は峰さん、なにを思われたのかこともあろうに私にマイク向けちゃった(笑)。
いやー、目が合わないようにしてたんですけど、何だかスポットライトがこちら向いて
ジリジリ迫ってくるからやーな予感してたんです(^^;)。
ダメですよ、皆さん声楽家のようなお声で歌われてる中にカラオケ声が混じったら
それはそれはとてつもなく場違いなんですから…(笑)。
この冬一番の冷え込みだったにもかかわらず背中にいやな汗かきながら歌いましたです。

ま、最後に予期せぬハプニングがありましたが(笑)、ショー自体は盤石の構成で
今年も素晴らしいクリスマスナイトになりました。

その後は打ち上げまでおよばれしまして、聖夜が更けるまで楽しく過ごさせて
いただきました。
毎度エントリーしてますが、皆さんお年の割にはとんでもなくお若いんです。
が、やはりさすがに体調を崩されることが多くなってきたようで
(まぁ、私に言わせればあのご年齢ならそれがごくあたり前なんですけどね^^;)
病気のお話とかが多くなってきたかな…。
でも、まだまだ皆さん十二分にお達者なので、来年以降も変わらずお元気で
お会いできることを楽しみにしています。

毎度毎度ですが、いつも本当にありがとうございます。

【峰大介さん関連の過去エントリー】

峰大介リサイタル2011~セカンド・ステージ~

峰大介さんのクリスマスディナーショー

峰大介さんのリサイタル

関西シャンソン界の重鎮|峰大介さん

シャンソン

峰大介さんのクリスマスディナーショー

12月25日の土曜日、いつものご縁で守口ロイヤルパインズホテルで
開催された「峰大介クリスマスディナーショー」へお邪魔しました。

「いつものご縁」については過去に何度かエントリーしているので
リンクはっときます。

峰大介さんのリサイタル

関西シャンソン界の重鎮|峰大介さん

シャンソン

午後7時スタートだったんだけど、仕事の都合で7時半過ぎに到着。
宴会場前のディナーショー受付には、例によって見知った顔が
並んでいて懐かしかったなぁ~(笑)。
ホテルの重富支配人に「老けたなぁ~」なんて言われたけど、
いえいえ…失礼ですがどっちが?ってな感じで過ぎた年月を感じる(爆)。

ま、そんな余談はさておいて、いそいそと皆さんがお食事中の
ディナー会場へ。

テーブルをご一緒させていただいたのは、いつもとてもお世話に
なっている方々と、峰大介さんのお姉さま。
ごあいさつもそこそこに席についたときには、皆さんそろそろ
口直しのソルベをお召し上がりになろうかと言うタイミングなので
ちょっと飛ばして追いつかないと!

総料理長浦野さん渾身のフルコース。前菜からエビ、カニ、ホタテの
カクテルソース添えが目にも鮮やか!

立派なショープレートが一段ときれいな盛りつけを浮き上がらせる。

スープは濃厚オマール海老。魚料理は赤座海老。エビ、エビ、エビ(笑)。
さすがは海老使い(?!)の浦野さんですなぁ。
で、ここでソルベ。皆さんはメインの肉料理をゆっくりと召し上がっていらっしゃる間に、
フルスピードで追いつきましたです(笑)。

お肉は定番の牛フィレ肉のステーキ。ソースが絶品でパンでキレイに
最後の最後までいただきましたです。そのあと、デザート・コーヒー。
さすがです。浦野さんの料理はホントお世辞抜きでいつも美味しい。
他のホテルのディナーショーも何回か行くけど、俗に超一流ホテルと言われるホテルでも、
こと宴会場の料理はそれほど質が高くないのが普通。ところが浦野さんの
宴会コース料理のクオリティはいつも本当に高いと思う。もちろんブッフェも美味しいんだけどね。

ところで、ショーのあとで料理長や副支配人にもお話したんだけど、
魚/肉のフルコースで1時間の食事時間はチャレンジャーな企画だなぁ(笑)。
ご出席されている方々の年齢なんかを考慮しても、やっぱりフルコースで実施するなら
食事時間は1時間半は欲しいところ。やはり食事が遅れてショースタートは当初予定の
10分押しになった。今回はワンステージだからそのへんも計算に入れて遅れる事も
想定内の企画だったんだと思うけど、2ステージだったら大変だっただろうな…。
なんて余計なことなどちらちら考えてると、ショータイムスタートでやんす。

今回はいつも縦使いの細長い宴会場を横に使って、センターにステージが
組んである変則スタイル。バンドの編成が、ピアノとキーボード、チェロと
シンプルなため、大きなステージが要らないんだね。
「ホワイト・クリスマス」で幕を開けたショー。前奏が始まって、
「ん?なんかサウンドが想像していたよりも小さめだぞ…。」が第一印象。
で、峰大介さんが会場後方客席側の扉から歌とともにご登場。
「あれ?ヴォーカルのサウンドバランスは想像していたボリュームだ…。」
歌が全面に出てて、峰大介さんのショーとしてはOKなレベルだけど、
出だし2フレーズ目くらいで少し声のトーンを落とされたように感じて
モニターのない客席からの入りは歌いにくいんでは…とちょっと心配。
実は終演後の打ち上げをご一緒させていただいた際に、峰さんご本人も
歌いにくかったとおっしゃってらして、特に今回はバンド編成にも
リズム楽器がないためにリズムが合っているのか不安だったとのこと。
うーむ演出上は客席からの入りは良いんだけど、なかなか難しいもんだなぁ。

しかしそこはそれ、さすがの峰大介さん。出だしこそ少し心配したけれど
以降は素晴らしいショータイムを満喫させていただきました。
バンドがシンプルで歌が前面に出てくるので、この夜の「枯葉」は圧巻。
そして峰大介さんの十八番のひとつ「パリの理髪師」も秀逸で、いつもの
カルメンの闘牛士の挿入部分はまさに「ブラボー」。

さらにとても印象的だったのは「愛の讃歌」のアレンジメント。
ふつう「愛の讃歌」と言えば「あなたの燃える手で~」が有名な歌詞だけど、
峰大介さんは原詩により近いイメージでご自身で訳詞をされた
「空が、空がさけて~」の歌詞で歌われる。この夜のキーボードアレンジが
パイプオルガンのゴスペル調イントロ、歌い出しになっていてびっくりした。
元々の有名な「あなたの燃える手で~」ではちょっと合わないだろう
壮厳な雰囲気で始まった「愛の讃歌」は峰大介さんの訳詞にぴったりだった。

へぇ~って感じたのはキーボードって使い方で何でもできるんだってこと。
ウッドベースのびぃんびぃんって音が鳴ってるから、最初はベースも
いるのかと思わされたり、峰大介さんの今年のオリジナル曲「友よ」のときには
キレイなアコースティックギターのアルペジオを聞かせてくれたりと
ギタリストもベーシストも要らないじゃんってくらい良い音させていた。
MacのGarageBandを使っていても最近のデジタルサウンドの高品質は
分かっていたつもりだったんだけど、ライブで聴くと改めてスゴイです。

今回、ホテル側の趣向で、ステージを変則的に使った両サイド、長い壁面が
続く面に大きなスクリーンをはって、峰大介さんを大きくモニター出ししていた。
多少遠めの席からでも、歌われている表情などがはっきりと見ることが
できたので良かったと思いますです。
しかし最近のプロジェクターは高性能ですなぁ。照明の加減で会場内が結構な
明るさになってもはっきりくっきりと投影されていてびっくりでした。

最後のアンコールはクリスマスらしく「きよしこの夜」で。
会場内をゆっくりと歩きながらお客様に順番にマイクを向けながら
全員で合唱してのなごやかな峰大介さんのショーらしいエンディング。
ところでびっくりしたのは、マイクを向けられたお客さんが全員歌がうまいこと。
ちょっとうまいとかじゃなく、本格的にうまい方がほとんどだったので
妙なところで関心してしまいましたです。
やっぱりシャンソン教室の生徒さんなんかが多いからなんだろうか…。
我々がカラオケでべたっとポップスなんかを歌うのとは雲泥の差で
みなさんクラシック調のしっかりとおなかから響く美声でびっくり。

バックの構成がシンプルな分、しっかりと歌が客席に届いてくるようで、
どの曲も聴き応え充分で満足度も高くクオリティの高いショーでしたです。
途中「オー・シャンゼリゼ」での恒例のプレゼントコーナーがあったり、
珍しくインストゥルメンタルの曲があったりと楽しませていただきました。

そしてショーアフターは恒例の打ち上げにご招待いただいて、気が付けば
深夜遅くまで楽しい時間をご一緒させていただきました。
毎度のことながら今回も改めて言わせていただきます。皆さんお若い!
実家の母親も年の割には結構元気でチャキチャキやってる方だと思うんだけど、
打ち上げでご一緒させていただいたいつもの皆様はもっと元気。ホンっとお元気。
もちろん峰大介さんもとてもお元気そうで何よりでしたです。

守口のホテルは、その昔そこがプリンスホテルという名前の頃、
平成元年から峰大介さんには色んなイベントを実施していただいてて
かれこれ20年にもなるんだなぁ~。そのうちのほんの何年かをお手伝いさせて
いただいていたわけなんだけど、20年と聞くと感慨深いものがありますねぇ。
また次回、峰大介さんを始め皆様にお会いできる時を楽しみにしています。
これも毎度言い尽くした感がありますが「ありがとうございました」。
ホントにホントにありがたいことだと思ってますです。

#今回は写真を撮り忘れちゃったので、その分印象に残ったことを残さずテキストで
#だらだらと思い出すままに書き綴ったエントリーでした。
#乱文ご容赦くださいませ。

※ホテルスタッフの皆さん、お世話になりました。一部パブリックな役職の方のみ実名で失礼いたします。

関西シャンソン界の重鎮|峰大介さん

先日の「ものまねディナーショー」のエントリーの続き。
ショーの後、バーラウンジでの楽しい時間について別のエントリーで詳しく…という
引きをして終わっていた、その楽しい時間について(笑)。

先日のディナーショーにご招待をいただいたお客さま(N様)とともに、
実はかれこれもう10数年に渡って、以前はお仕事の関係で、今ではお仕事のお付き合いは
全くなくなったにもかかわらず、未だに「お友達」として仲良くしてくださっている
とても大切な方とご一緒させていただいていたんです。

その方とは、シャンソンの世界では知る人ぞ知る、関西ではもう押しも押されもせぬ
重鎮、関西を代表するシャンソン歌手でいらっしゃる峰大介(みねだいすけ)さん。

以前にも今年4月のエントリーでサンケイホールでのリサイタルへ伺ったときのことを
エントリーしたんだけど、こうして今でも年に数回お声をかけていただいて、
お食事やイベントごとをご一緒させていただいている。

[以前のエントリー]
シャンソン

ほんとにありがたいことだなぁといつも感謝の気持ちでいっぱい。
この日は「ものまねディナーショー」をお隣の席でお食事&ショー鑑賞させていただいて、
その後、ホテル内のバーラウンジで深夜までご一緒させていただいた。

昔、私がホテルの企画担当で峰大介さんには毎年ディナーショーをお願いしていた。
また、隔週でラウンジを使ってのシャンソン教室も開催していただいていて、
本当にお仕事では大変お世話になったものです。
以降、私がホテルを辞めてからも、何かあるたびにお声をかけていただいて、
お仕事をご一緒しなくなってもう7年以上が経とうかというのに、とても仲良くして
いただいている。ほんとに「私ごときでよろしいんですか?」って感じで恐縮の極み
なんだけど、非常に気さくに接していただいて、いつもつい時間の経つのを忘れるほどだ。

ここ何年か体調が万全ではないようなので、ちょっと心配なんだけど
ステージに立たれたらそこはさすがプロ。いつも素晴らしいパフォーマンスで
何年経っても五感に響き渡るというか、本当に良い声を聴かせていただける。
シャンソンの世界ではもちろん誰もが認める実力派なんだけど、個人的に感じるのは
シャンソンの世界を飛び出しても、あれだけの歌が歌えるアーティストはそうそうは
いないと思うくらい、広く「男性シンガー」のくくりでも相当レベルの高い方だと思う。
もちろんシンガーだけではなく、優れたソングライターでもいらっしゃる。

CDも出されているんだけど、ファンの方々もやはり高齢の方々が主なので
だんだんと音楽活動自体は限られた範囲になってきているような感じがするのが
何だかとってももったいない気持ちでいっぱいで、この日の席でも僭越ながら
WEB上に活動の軌跡を残されませんか?というご提案をさせていただいた。
峰大介さんも、そういったアウトプットの必要性は十分に感じていらっしゃるようなので、
うまく実現できたらいいなぁ。

お手伝いできることがあれば何でもおっしゃってください。こんなときくらいしか
お役に立てるときはありませんので(^^; という感じで、もし本気でその気になられた
そのときには精一杯お手伝いさせていただこう!と心に決めてますです。

クリスマスにはまた素晴らしい歌声を聴かせていただけるようなので、
今から楽しみにしています。

本当にいつもありがとうございます。

[峰大介さんのCD]
懐かしき恋人の歌[LA CHA