相変わらずIEは苦戦を続けていて、他のブラウザがじわりじわりとシェアを
拡大している。IEも8.0をリリースして巻き返しを図っているようで、8.0自体は
シェアが伸びているとのことだけど、未だ主力は6.0でじりじりと後退中。
まぁ、元来Windows系のPCはOSと一緒にIEの6.0なり7.0がバンドルされている
わけだから、積極的に「ブラウザ環境を何とかしたい!」と思うユーザーが
IE6.0、7.0からどのブラウザに乗り換えるか、という観点でこの覇権争いを
見るべきなんだろうと思う。
だって、「IEのシェアは依然65%」って言ったってそれはそれ、会社等のPCで
勝手にブラウザを変えることができずにイヤだけど使い続けているとか、
またはさほどWEBブラウジングをする機会がないユーザーで、乗り換えるのが
面倒だからそのままバンドルされてるブラウザを使っている・・・なんてケースを
考えるとIEのシェア65%はそのままブラウザの支持65%とはならない理屈。
そういう観点から見ると、やっぱりFirefoxの伸びはすごいなぁと思う。
以前から注目しているブラウザ争いだけど、しばらくはこの状態でFirefoxを
はじめとする勢力がIEのシェア(というか支持)をじわじわ侵食していく
という構図が続きそうな感じですなぁ。