これまでにも何度かエントリーしているTVとネットの境界がなくなるっていう話。
こういうニュースリリースが出るとあながち危惧のレベルではなく現実感が出てくる。
ネットサービス連携で進化する家電・情報機器–ネットにつながる家電・情報機器
メーカー側はやっぱりTVとネットの親和性にとっくに気が付いていて、
コンテンツ制作や配信を生業にしているTV局なんかよりよっぽどその辺の意識が
高いんだなぁと実感する。
今回のニュースリリースは別にTVに限定しての話ではなく、その他家電全般がその傾向にあるという流れになっているから、もちろんネットとの親和性やそれを活用した「情報機器化」する各種家電というのもどんどん増えるんだろうけど、やっぱり広告の世界を歩いてきた人間からすると、どうしてもネットとTVの境目がどんどんなくなる=広告宣伝費の流れが大きく変わる、ということを意味しているんだという認識になってしまう。
TV局って今のままだとホントに何度も何度も同じようなエントリーでしつこいようだけど、
存在価値・・・というか存在そのものが意味なくなってしまいますよーって感じ。
これは大変なことだと思うんだけどなぁ。ピンと来ないのかなぁ。
TVに限らず様々な家電がネットとの親和性を高めれば高めるほど、これも以前の
エントリーでも触れたけど、googleのような独占勝ち組のネット事業者がそのデータログを
一手に握ってまた新しい展開を生み出すような流れになりそうだなぁ・・・。
結局どんな業界でもそうだけど元締めになったもの勝ちになりそうな予感。