アフィリエイト広告市場

アフィリエイトの仕組み自体はホントに良くできた広告手法だ。

アフィリエイト市場規模、2012年度には1235億円に

ネットがメディア媒体として認知されるに従って成長してきた「アフィリエイト」。
今は様々な動きが出てきていて、どこまでビジネスとして成功しているのかは
別として、ネット発→リアルマーケティングにもアフィリエイトの「仕組み」が
転化されつつある、というかそこにビジネスチャンスを見出そうとする動きが
結構活発になっている。

かくいうわたくし個人も、このネット関係の世界で仕事をはじめたきっかけは
アフィリエイトでの広告収入。
当時は黎明期でもあったし、ちょっとした仕組みを仕込むことができれば
かなり大きなチャンスが転がっていた時代。

当時、運営していたサイトは月商300万強。純粋に広告費なので、
ほとんど粗利という、今では信じられないような媒体を運営していた(笑)。

今ではアフィリエイト広告の世界もかなり淘汰が進んで、なかなか個人の
レベルでポッと思いついた仕組みでそれだけの広告収入をあげるのは
現実的に難しい状況になっているが、広告手法として、広告出稿側からは
やはり成果報酬という仕組みはいまだにかなり魅力的な仕組みなんだろうと思う。

当時の黎明期の時期というのは、とにかく資金を投入すれば良いも悪いも
結果が返ってくるという、言ってみればクライアントもメディアもユーザーも
まだまだ淘汰されていない時期だった。

おーきな枠で見ると、不正や好ましくない動きなども多々ある中で、
それを容認してもあまりある効果(結果)が出ていたマーケットだけに、
個人レベルでポッと思いついた仕組みでも十分勝機があったわけです。

今はもちろんネットメディアも黎明期を過ぎているので、その辺の仕組みを
うまく拾い上げた、体力のある大きな組織が一人勝ちに近い状況になっている。

そんな中で「アフィリエイト」のマーケット自体が右肩上がりなのは、
広告配信の裾野が広がって、広く浅くの広告費分配図式になったからだろう。
数年前までは力のあるメディア媒体でのアフィリエイト広告掲載がそのまま
アクションにつながっていたけども、最近はユーザー側もよくわかっているし、
出稿するクライアントも状況をよく把握しているので、力のあるメディアも淘汰されて
本当に真っ当な媒体だけが生き残っている状況。
あとは、個人運営ブログ等でもアフィリエイト広告自体の露出度自体は全く
減ることなく広く浅く、になっているからトータルでは右肩上がり、という
状況なんだろうなぁという感じ。

でも、仕組みとしてのアフィリエイトは面白いし、それに魅力を感じてこの世界へ
飛び込んできた人間としては、まだまだここで何かできるんじゃないかと
思っていて、今現在もいろいろと模索をしている最中。

何か画期的な動きが作り出せたら、またいろんな場でリリースしたいなぁ・・・
と思う今日この頃(笑)。