「ネット広告続伸、総広告費は5年ぶりに減少–電通発表「2008年日本の広告費」」より
広告費を見れば景気がわかる、ということで
2008年は前年の7兆の大台から3,000億超の落ち込み。
広告費は大型スポーツイベントのある年は伸びるのが普通。
去年はまさにオリンピックイヤーにあたっていた。
上半期はそこそこ良い感じだったのが、例の秋以降の動きで
それをも吹き飛ばす大きな落ち込みになったようだ。
特に新聞が厳しそう。インターネットの普及が進めば進むほど
ニュースメディアとしての新聞が追い込まれる感じ。
ニュースソースはたぶん一番新聞社が押さえているはず、
だと思うので、ネットとのうまいコラボレーションを真剣に
考えていかないと、アメリカの新聞社のようにそのうち
ひとつまたひとつと破綻していくんじゃないだろうか・・・。
インターネット広告も数字上は伸びているけど、
ずいぶんと後半は失速した感じ。
伸び代部分もかなり携帯に拠るところが大きい。
それでもメディアとしてはまだまだ新しいコンテンツや
仕組みが開発される余地を残しているだけに
当分は右肩上がりで行きそうな感じかな。
今年もこの調子だと広告費は前年割れかなぁ。
あと1年、2年はグッとガマンのしどころか。