ネットブックの牽引力

「2008年度の国内PC市場、3台に2台はノート型に–JEITAが報告」より

2008年度のPCの国内販売状況が発表されている。
秋以降の金融危機で大きなシェアを占める法人需要が
激減している中なので、台数・金額ともに落ちこんでいる。

そんな中でノート型の構成比率が第3四半期(つまり昨秋)以降
ぐいぐいと伸びてきている。
年度計で構成比が67.8%と3台に2台がノートPC。
上期計では65.8%だった構成比が、11月71.1%、12月71.2%
第4四半期、1月66.7%、2月69.5%、3月72.2%と、
軒並み上期計を上回っている。

「電子情報技術産業協会」の資料は「モバイルノート」と
「A4型・その他」の2つに分けて数字が公表されている。
ネットブックが市場を牽引しだした下期以降は
「モバイルノート」の構成比率が高くなっているので、
各社ともPC市場はネットブックの影響が大きかったようだ。

でも、この資料にはネットブックの販売シェアで大きな
ウエートを占める、エイサーとASUSが含まれていないので
実際にはこの数字以上にネットブックが市場を強力に
牽引したんじゃないだろうか。

日本のメーカー各社も9月10月頃からドタバタと
ネットブック市場に参入した感が強いけど、
まだまだこのブームはしばらく続きそうな予感。

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